問題の読み方を知るべし
今日、浪人生の演習を演習をしていて、解けると解けないの差がほんのわずかであることを感じる瞬間がありました。
やっている問題はちょっと難しめの数ⅢCの問題で、彼はどうしてよいのかが分からず、動くことができなくなっていたので、軽いヒントをあげました。
すると、急にいろんなことが見えて解けました。
次の問題でもほぼ同様の出来事が起こりました。
これは何を意味しているのでしょうか?
その問題を解くために必要な技術を彼は既に持っているということであり、方針を得るためのヒントを自分で見つけることができるかどうかが解けるか解けないかの差になっているのです。
それは概ね問題の読み方です。
問題文の中にそのヒントが隠されているのです。それを読み取ることができれば、解けるようになる問題が劇的に増えます。
ですから、まず、必要な技術を身につけること。その次は問題の読み方を知ることとそのトレーニングが必要です。
ある程度のレベルに到達したとき、そこから一歩飛躍できるかどうかはそのレベルに到達するために必要だった作業とは異なります。
それが問題の読み方です。