高2生募集

受検勉強はいつから始めるべきでしょうか?

もちろん、高3になればみんな頑張ります。

しかし、受かる子はもう少し早く動き始めます。

具体的には高2の後半が始まるころ、つまり高2の夏か夏過ぎです。

この前、洛星に取材に行ったときに、高2の前半までで主要な学校行事を終えて、その後は勉強に集中できるようにしていると取材に応じてくれた先生が言っていました。要するにその辺りから受験モードに入ってほしいと学校側は考えているということです。

クラブ活動については高2いっぱい、あるいはインターハイ予選が終わる高3のゴールデンウィーク前後まで続ける生徒が主流です。野球部の子は高3の夏までやったり、ラグビーの子が高3の12月まで続けたりすることはありますが、受験ということを考えると厳しい選択です。もし、そういう計画ならば、かなり前からそれなりの準備をする必要があると思います。

クラブを引退後は気持ち的にも時間的にも多くのエネルギーを受験勉強に投入することになります。

では、高2の後半から動き始めるとはどういうことでしょうか?

分かりやすく言えば、ダッシュのための準備をするということです。高3になってから新しいことを覚えないといけないようでは苦しいので、それまでに習って来たことを総整理し復習するという作業が必要になります。

稲荷塾で言えば、演習1のテキストと演習問題で自力で解けなかった問題は印を付けて保存しているはずですが、それを解き直すのが効果的です。入試で問われる知識と技術をいつでも使える状態にしておくのです。

それから理系の場合、高3になってなお数ⅢCが終わっていないのはいい状態ではありません。数ⅢCでは覚えるべきことが多く、そのために多くの時間が取られます。そんなことを高3になってからしなければならないのは、理科にかける時間が奪われることにつながり、不利になります。

中高一貫校でない限り、高2の現段階で数ⅡBが終わっていないという学校も多いと思います。数ⅢCは間違いなく高3にずれ込むことでしょう。

それはあまり望ましいことではないので、今から準備を始めて高3になるまでに数ⅢCまで終わらせることにしましょう。稲荷塾ならそれが可能です。