生徒募集 part2

高校受験をした場合、高校数学を学び始める時期が中高一貫校に対して1年以上遅れます。

この遅れを挽回するために1週間のコマ数を増やしたり、さまざまな試みがなされていますが、それでも、高校課程を一通り修了するタイミングは遅れます。

公立高校の中では堀川や北野の進度が一番速いはずですが、高校課程が終わるのは高3の夏休み前です。

つまり、高3になってからなお、数Ⅲを学ぶということです。数Ⅲは覚えるべきことが多く、これを覚え切って、使えるようにするためにかなりの時間とエネルギーを投入する必要があります。

必然的に公立高校の生徒は理科の対策が遅れるという傾向があります。

京大・東大の理系入試において、最も差が出やすいのが理科であることを考えると、あまりいい傾向だと言えません。

 

近年、北野が京大への合格者数のトップを取ったり、公立高校が頑張っているのが目立ちますが、京大医学部、東大理Ⅲに限ると、合格者数上位校は全部中高一貫校です。京大医学部、東大理Ⅲに4人以上の合格者を出している高校で中高一貫校でないところは、相当過去を遡っても見つけることができません。

たとえば、今年の京大医学部への合格者数は

1位:東大寺 18人

2位:灘 17人

3位:洛南 15人

4位:西大和 5人

となっており、東大理Ⅲだと

1位:灘 14人

2位:桜蔭 10人

3位:筑駒 6人

4位:駒場東邦 5人

です。

 

ところで、公立高校生が高3になるまでに数Ⅲを終わらせることはできないのでしょうか?

本ブログの読者であればご存じのはずですが、余裕でできます。

今回の夏期集中授業では特に公立高校(堀川・北野)の高1生を募集しています。

夏の間に数ⅠAを終わらせ、9月から数ⅡBを学び、高2から演習1に入る企画です。その後は、数ⅡBまでがしっかりしてきたところ、つまり高2の9月からは演習1を継続しつつ数Ⅲを学びます。高3になってからは演習2に入り、2年間の演習を確保します。

 

稲荷塾の反転授業では通常授業の無駄を省き、授業効率を最大限に高める演習をすることで、半年で数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲを学ぶことができるのです。

 

夏季集中授業のお申し込みはこちらからお願いします。