オンライン講座について

現在運営しているオンライン講座のシステムは思歩が作ったもので、少人数に対応するものになっています。

人数が増えたら動かなくなるというわけではないのですが、いろんな手間がかかり、かなり面倒になります。というか、既にその面倒な段階に入りつつあります。

それで、いずれ専門の業者にしっかりしたシステムを作ってもらわないといけないと考えていましたが、何と言っても開発費が高いので、踏み切れずにきたのです。

しかし、遂に動き出し、今日が第一回の細かい打ち合わせをしました。

なぜ go と決めたかと言うと、「稲荷の独習数学」の改訂、「演習の第二段階」の出版時期が遅れに遅れていますが、個人的予想では来年の2月か3月には出版されることになり、それの帯でオンライン講座を宣伝する関係上、早晩、システムが回らなくなるだろうと予想されるからです。

 

行くぞ!

 

今年も気付けばもうあとわずかとなりました。

振り返ると、本の作成関連で忙しかったのと、演習クラスの演習問題で、これまで口で伝えていたことを全部書いてしまうという作業をし、それに追いまくられた感じがします。

口で伝えようと思うと、どうしても板書が必要になり、それなりの時間が必要になります。その板書とそれをもとに説明している内容を書いてしまえば、大幅な時間短縮になり、講師の仕事はその質問に対応するだけになります。

もちろん、このスタイルに合わない諸君もいるでしょうが、大多数にとって情報は耳からより目からの方が入りやすいので、相当の効率アップになります。

具体的に言えば、以前の演習のクラスでは4問を予習して来てもらって、授業ではその解答と周辺事項の説明を1問に30分かけて行うという授業をしていました。

ですが、解答も、その周辺事項の説明も全部書いてしまいました。そして、それについての質問は授業前に行い疑問点を解決しておくようにすることにしたのです。

授業では4、5問の演習を行います。もちろん解答、解説は全部紙に書いてあります。これらが以前の授業にプラスアルファーされたものです。

正直言って、圧倒的に効率が上がりました。

 

オンライン講座が可能になったのも以上のような準備が整ったからです。

ですから、オンライン講座も基本的に通塾している生徒と同じ授業を受けることができるということです。