高2生はスイッチを入れるべし
昨日、数Ⅲクラスで単元テストをしました。
結果は大半の生徒が40点前後に集中し、1人だけが96点で断トツでした。
エクセルに打ち込む前、このトップの子の偏差値は軽く100を越えるだろうと予想しました。
ところが意外なことに、実際は75程度でした。
標準偏差が20点もあったからです。
そこで、試しにこの外れ値を除いた標準偏差を調べると何と4点でした。どのぐらい平均点付近に固まっていたかが分かると思います。
この平均点からの偏差の2乗平均を考えたとき、1つの外れ値によって分散が跳ね上がったのです。
う~む。
「データの分析」は新しい分野で、私もここ数年自ら学びつつ教えるということをしてきて、ようやく何を聞かれても答えられるようになったところですが、今回また新たな学習をしたような気がします。
ところで、この外れ値は中3の子の点数です。目下のところ、高1、高2の子たちが束になってかかっても敵いません。
この子がすごいと言うべきか、高1、高2の生徒が弱すぎると言うべきか。
まあ、両方です …
というか、やっぱり高2の子たちが弱いです。高2の諸君はもう本気にならないと間に合わないところまで来ています。
だけど、目つきが変わるというか、そういう真剣なムードになるは一歩足りないように感じています。
高2の諸君の多くはちょうど修学旅行なんかが終わったところなので、いよいよスイッチをいれてほしいと願っています。