「稲荷の独習数学」改訂のための校正が届く
遂に「稲荷の独習数学」改訂のための校正が届きました。
これから忙しくなります。
ですが、これはずっと待ちわびてきたことでもあります。
新課程になって「データの分析」「統計的な推測」が入ってきましたが、これらは「稲荷の独習数学」には入っていません。
すると、現高1生から「統計的な推測」を学ぶことになりますが、それが入っていない参考書は避けられる可能性が高くなります。
それに、説明内容を変えたいと思う部分もいくつかあり、改訂したいと願っていました。
しかし、参考書の改訂は難しいのです。
通常、それが出版されたときは一定数売れることになりますが、その売り上げは次第に落ちていきます。その落ちが大きいと改訂されません。
その一つの目安が増刷を続けているということになりますが、正直言って、その基準をクリアできるかどうかはぎりぎりのところだったと思います。
そういう意味で、今回改訂が決まって、すごく嬉しかったです。
頑張ろうと思います。