勝つための方法を実行すべし!

今日はニッシーレッスンに行って来ました。

1-6 3-6

ぼこぼこにやられました。

手も足も出ないというのはこういうことなのか …

すると、足まで重くなってきます。

技術的なことも習いましたが、すぐにできるようになる類のものではなく、それを意識すればするほどにこんがらがり、むしろプレーのレベルが落ちました。

もう少し余裕がある相手とやるときに試しつつ身につけるべきだと思いました。

 

いや~ぁ、

 

道のりは険しいですねぇ …

 

道のりが険しいと言えば、勉強も同じです。

新しく習ったことは「目で追って納得できたら終わり」というやり方では身につきません。

必ず、鉛筆を持って、納得した内容を再現すべきです。

多くの場合、再現そのものが難しいです。

仮に再現が上手くいったとしても、目で追っていたときには気付かないようなことが気になるはずです。どうしてこのように変形するのだろうかとか、どうしてこの1行が必要なんだろうか、といったようなことを考えるようになるということです。

授業ごとにこういう作業をするということは、今まで以上に手間がかかるので、面倒だと感じて実行しない諸君が多いのです。

その結果、何が起こるでしょうか?

先週の演習1のクラスで微分積分のポイント講義をしました。そして昨日、それらを確認するような演習をしたのです。そのうちの2問はポイント講義で扱ったそのままの問題でした。

彼らはすらすらとできたでしょうか?

本来、すらすらとできるべきことがまるでできなかったのです。

そんな勉強だったら意味がないじゃないか!

先週やったことが今日でできず、今日やったことが来週できないということを繰り返したら、受験の当日、何もできないということになってしまいます。

面倒でも、身につく取り組みをするべきです。

そうすれば、結果として随分楽に登って行けるはずです。

私が思うに、彼らは自分の頭が悪いということを自覚していないのではないでしょうか?

だから、一度目で追って納得したら次にはできるだろうと幻想を抱くのです。

そんなことができるのは、京大でもトップ1割に入っているような人です。いや、もっと少ないかも知れません。

ほとんどの京大生はそんな天才的な頭脳をしているわけではありません。そうではなく、勝つための方法を見つけて、それを実行したものが合格者になっているのです。

漫然と戦って負けていくようなバカな真似はやめてほしいです。