大人になる

昨日から花粉症の症状が止まりました。突然。

たまたまなのか、その季節が終わったのか …

まあ例年、大体ゴールデンウィークの前には治るので、そろそろかな、と期待しているところです。

 

さて、成人の定義が18才以上に変更になったようですね。

「大人になる」という表現を使うとき、ネガティブな意味を含むこともあります。夢をあきらめるとか。

でも、勉強において「大人になる」ことはすごく大事だと感じています。

たとえば、高校受験を通過してきた生徒の表情は中高一貫校の同学年の生徒より「大人」に見え、それは大概の場合、プラスに働きます。

苦しい状況を克服して何かを成し遂げたという自信が彼らに落ち着きを与えるのだろうと想像します。

スポーツのある分野で、一定レベルを越えたような場合もそうなります。

そういう生徒はするべきことを実行することを苦にしません。困難に直面しても、そう簡単には折れません。ここが重要だと思うのです。

なぜかと言えば、大学受験のための勉強は必ずしも楽しいものではないからです。仮に数学、英語、理科、どれも大好きだという生徒がいたとしても、共通テストでは国語や社会の勉強もしないといけないのです。特に医学部志望の生徒の場合、科目による穴があってはいけません。そうなってみると、全科目大好き人間なんているはずがありませんから …

とは書いてきましたが、そういう意味で京大の理学部や工学部はちょっと例外かもしれません。共通テストがぼろぼろだったり、英語に大穴があったとしても数学と理科ができれば受かってしまうので。

いや、それでもやっぱり、そういう例外的なところでさえ、大人な努力をしてきた生徒が主流のはずです。

 

もうすぐゴールデンウィークで、このころに入試の成績の開示が届きます。

シュンカイの開示を見るのが楽しみです。

はたして、数学だけで受かったのか、それとも他教科もそれなりに点を取っていたのか …