作業に追われる

授業中に使うプリントにミスがあっても、「ごめんね、ここ間違ってるから …」などと言いながら訂正をすれば何も問題は起こりません。

解答に加えて説明したいことがあれば、しゃべればいいだけです。

ところが、これをオンライン講座で使う場合、印字のミスは深刻な問題になる可能性がありますし、生徒の顔色を見ながら説明を追加したりすることもできないのです。

ということで、木曜日の演習1の後、および金曜日の演習2と演習数Ⅲの後は結構の量の修正を行うことになるのです。

もちろん、理論上はプリントさえチェックすればいいので、いつでもできそうですが、実際はそうではありません。

授業で使ってこそ、気付くことがいっぱいあるのです。

プリントを見ているだけでは、単純ミスでもなかなか気付かないのです。たとえば「線分」が「戦分」になっていても …

ましてや、プラスアルファーの説明が必要かどうかなどは、生徒を前にして何を伝えるべきか、とある意味ハイの状況にならないと分からないのです。

 

大体、この修正作業は土曜日にずれ込み、今週もたった今(夕方の6時)、終わりました。

しかし、今は「稲荷の独習数学」の改訂のためにゲラに赤を入れる作業もあり、ずっと作業に追われている感じです。

早く解放されたい気もするし、追われているということは充実しているとも言えるので、悪くないのかもしれないと感じています。