緊急でないけれども重要なこと

七つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)に物事を緊急であるかどうか、重要であるかどうかを基準に4つに分けて捉える話が出てきます。

その中で、多くの人は緊急だけれども重要でないことに振り回される傾向があると説明されています。たとえば鳴った電話に出るとか。

そして、緊急でないけれども重要なことは軽視されがちだとも論じられています。

しかし、この「緊急でないけれども重要なこと」に注力することが大切なんだと強調されているわけです。

 

まさにその通りだと思います。

大昔、私が忙しいサラリーマンだったころ、寸暇を惜しんで英語の勉強をしたことを思い出します。それはまるで緊急の案件ではありませんでした。しかし、わずかに作り出せた自由時間を将来の自分のために投資したかったのです。

ですから、後に「七つの習慣」に出会ったとき、すごく共鳴したし、救われたような気がしました。

 

今、スモールビジネスのオーナーになって、自由時間をコントロールできるようになってみると、かつてのように貪欲ではなくなったと反省しています。仕事に追いまくられた20代のころの自分から見れば、夢のような生活をしているのですが …

ということで、再び「緊急でないけれども重要なこと」、たとえば体を鍛えるとか英語の勉強をするとか、それに数学の問題を解くことも私にとってはこれに当たりますが、こういうことにエネルギーを注ぎたいと考えています。