小学生男子のモチベーション?

松谷です。

小学生でも女の子って割とコツコツやりながら、学習内容自体が身についていくことをモチベーションにしたり、そもそも極端なモチベーションがなくてもしっかりやっていく子も結構います。

つまり、結構大人なんですね。

 

一方で、小学生男子は基本的にはほとんどの生徒が恐ろしく子どもです。

 

だから、単純なライバルとの競争意識や、気になる女の子にいいところ見せたいとか、お父さんお母さんに怒られたくないとか、

そんなモチベーションで動いているような印象を受ける生徒が結構います。

 

何かだいぶ後ろをやっていた気がした生徒に抜かされそうとわかってすごく集中力を上げてる男子生徒を何人か見かけたことがあります。

 

あと、集中力がなさすぎて、進むのが遅すぎる子がいたので、連絡帳か何かに「多分稲荷塾と合わないと思いますので、別の方法を探した方がいいと思います。」みたいなことを書くねと言ったら急に頑張り出した生徒もいました。。。

 

うーむ。。。なんだかね。。。

 

稲荷塾の小学生部は、直近の大きな目標があるわけではないので、無理やりやらせるところではありません。

 

無理やりやらせたらある程度できるようになるのは分かってますが、お互い楽しくないですし、そのあと伸び辛くなってきますしね。

 

やる気があって、算数が好きとか、今は普通だけど得意にしたい!っていう小学生はいつでも募集しています!

きっと青天井に楽しめると思いますよ!

 

 

 

ちなみに、自分の新しい塾でも、小学生についての考え方は近いのかなと思います。開始学年は違えど。

 

僕としては、その子の力に応じてその子のペースでどんどんと進みながら、計算のみならず文章題や図形問題で頭をひねりながら、あー、わかった!という経験を数多くするなかで、新しいことを知り学ぶ、考えるのが楽しいというような何か自然な感情を生徒が持てるように接したいなという思いがあります。だから意図的に無駄な雑談とかをしてます。

 

でも、実際にそうなるためには、ある程度現在の生徒の精神状態での合う合わないはありますよね。

 

誰でも絶対そうならせられます!っていうのは嘘を含んでいるような気がします。ものすごい勉強嫌いとかモチベーションゼロの子をこちらの働きかけで変えるのはめちゃくちゃ難しくてね。。今まで1000人くらいは生徒に接してきましたが、ほぼいませんでした。。結局まだ時期じゃないということなんだろうなと。(しばらく時間が空いたらいつの間にか上がっていたみたいなことはありますね。)

 

でも、親的な視点からするとじゃー時期っていつやねん!放っておいたらいつまでもこのままだらだらとした勉強姿勢や勉強嫌いがそのままそれが加速していってまうやないか!という気持ちもわかります。。まあ、体験とかをして、あれっこれ、楽しいんちゃうか?!と感じるところがあればのめり込めるかもしれないですね。こっちが教えられるような状況かどうかも分かりますね。

個人的には、めちゃめちゃ出来る全国テストや算数オリンピックなどで成績優秀っぽい子が輝いていくのを見守るのも、一見普通っぽい子が輝いていくのを見守るのもとても幸せなことだなとは思います。