反省の弁

京大の募集人数は2660人ぐらいで、そのうち68%ぐらいが理系です。つまり理系の方が文系より2倍ぐらい人数が多いのです。

一方、私立の大学の場合は文系の方が募集人数が多くなるところが多いです。たとえば同志社は約4090人の募集人数のうち理系が占める割合は約22%です。つまり文系の方が理系より4倍近く人数が多いのです。

まあ、理系の方が設備を整えたりするのにお金がかかりますから、私立は文系中心になりやすいということです。

こういう事情で、同じ京大でも一般に文系学部の方が入りにくくなっています。要するに文系の場合、同系学部の中でかなり上位でないと京大には入れないわけです。理系の中で医学部だけはすごく偏差値が高いですが、その他は文系の方が高いのです。

 

う~む、

 

これに気付いたのは最近のことで、ものの見方が変わったような気がします。

たとえばチューターのときちゃん(京大文学部)なんかは、数学ができないという理由で随分可愛がって(いじめて?)きましたが、ひょっとしたら優秀だったのではないかと思い始めているのです。

そういえば、将棋部の仲間でも文系のやつほど口が立つことが多く、当時はそれをあまり肯定的には見ていなかったのですが、冷静に考えるとやはり文系の子の方が少し精神年齢が高いという傾向にあったように感じます …

 

ときちゃんの合格体験記に「このように数学に関しては本当に出来なかった記憶の方が大きく、稲荷塾の帰り道悔しくて泣いたことも数多くありました」などという記述があり、思わず笑ってしまうのですが、帰り道に悔しくて泣いてしまうような塾って、極悪非道ですよね?!

深く反省し、文系諸君をもっと尊敬することにします。