合格体験記その1
松谷です。
まずは体験記第一号です!
大阪大学 薬学部薬学科に合格した豊中高校出身の安本麻衣さんです!
彼女は浪人してから稲荷塾一本に絞って来ていて他教科は独学でしたので、責任重大だなと思ってサポートさせてもらいました。でも、本当に真摯な態度での授業に臨む姿勢を見せてくれてこれが受験生の模範となるものだよなあと思いながら、安心感を持って見ていました。数学がたとえ苦手だとしてもこの姿勢で取り組めばかなりのところまでいけるんだな(最終的には志望学部内ではまあ数学では負けないだろうなというところまで来てました)という好例だと思います!どうぞ!!
【合格体験記】
大阪大学 薬学部 薬学科 安本麻衣 豊中高校
私は、浪人を決意してからの一年間だけ稲荷塾に通わせていただきました。元々、数学に強い苦手意識があり、実際に、試験でも他のどの教科よりも数学が足を引っ張っていました。そのため、数学に特化した塾、という稲荷塾の情報を目にしたのを思い出し、通塾を決めました。
講義では、発展的な内容に触れる機会が多くありました。自分が学校の授業では知ることがなかったような、当たり前ではないと思っていたような知識が当たり前とされていたりして、新たに入塾した身としては戸惑うことも多くありました。しかし、そのような経験のたびに、新たなことを学べたと感じ、通塾するのは楽しかったです。
数学以外の面でも、稲荷塾にはお世話になることがありました。私は、他の予備校には通っていなかったので、授業を担当してくださった松谷先生に何度か進路に関する相談もさせていただきました。先生は、毎回、様々な情報やアドバイスを下さいました。また、私が受験した学部では、今年度から新たに小論文と面接が課せられることになっていたので、その対策方法についても教えてくださいました。面接の練習に時間を割いていただくこともあり、いつでも親身になってサポートしてくださいました。
たった一年ではありますが、悲願の大阪大学薬学部薬学科への合格を含め、この稲荷塾に通ったことで得られたものは非常に大きかったように思います。新興感染症の蔓延という不測の事態の中迎えた初めての共通テスト、新体制での二次試験でも、落ち着いて実力を発揮し、第一志望校に合格することができたのは、この一年で身につけた知識や技術、そして先生方の手厚いご支援があってこその結果だと思います。何よりも、講義を通して数学に関する様々な知識に触れたことで、数学という学問にこれまでよりも強く興味を持つようになりました。稲荷塾で学ぶことができて良かった、と心から思っております。
【後輩へのアドバイス】
勉強法
・数学
独習数学を一通り読んで、それでも自信がない範囲は学校で購入した問題集の練習問題を解いていました。また、予習テキストの問題、講義で解いた問題の間違えたところを定期的に解き直していました。自信がない分野は間隔を開けて何度もやり直しておくと安心かなと思います。
・英語
自分の志望校の過去問を眺めて、どういった問題が出るのかを知ると学習の見通しが立てやすいです。特に、和訳や英訳が出題されるのであれば、問題集を使って演習しておくと良いと思います。
・理科
私は化学・生物選択でしたが、いずれも資料集を中心に見ていました。資料集は、覚えなければならない事項を図を参照しながら見ることができる、少し発展的な話題にも触れておくことができるという利点があるので、学習に大いに役立つと思います。問題演習をする際は、網羅性の高いものを1、2冊決めて何度もやり直していました。理科は分野によって得意・不得意が顕著になると思うので、自分の苦手分野に特化した参考書を使ってみるのもお勧めです。
・共通テスト
古文単語・文法や地歴公民など、覚える事項が多いものは、毎日少しずつ時間をとって見ておくと良いと思います。また、共通テスト特有の問題構成や時間配分に慣れる為に、直前の数週間くらいは共通テストやセンターの過去問を中心に演習しておくと安心です。
良かった参考書
『例解 和文英訳教本 長文編』小倉弘著
英語ですが、和文英訳の参考書です。一つの和文に対する訳例が豊富かつ解説も丁寧なので、訳しにくい文を平易な英語に変換する技能が身につきました。