授業の改善のための努力

浄化センターでテニスをしました。

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今日の私は1勝2敗。テニスコーチの福田君にだけ勝ちました。

誰に負けても酒井さんだけには負けてはいけないと思いつつ、今日は完敗。酒井さんとはテニスを始めたころからのライバル関係で、互いに自分の方が強いと信じ込んでいます。だから絶対に負けてはいけないわけですが …

ところで、写真に写っている雲の様子はなかなか芸術的ですねぇ!

雨でテニスはできないという予報なのに実際はできましたということが2、3回あれば梅雨明けなのですが、今年はこれでそういうことが2回目です。

ですからそろそろでしょうかねぇ …

セミもうるさくなってきてますし。

 

さて、昨日の保護者説明会で話したことの一部を共有しておきます。

 

反転授業が成功するかどうかを考えるとき、予習の質が重要になります。

そのために授業中に行うポイント講義の時間を短くしようとしています。

ポイント講義を長くすると、3つのデメリットがあります。

一つは、しっかり予習してきた生徒が退屈します。次に、どうせポイント講義で説明してくれるだろうと期待して予習が甘くなる生徒が出てきます。そして、分かりやすいポイント講義をしても、分かったつもりになるだけでできるようにはまらないということです。

ですから反転授業を始めた当初は1時間ほどポイント講義をしていたのを50分にし、40分にし、と徐々に短くして今は20分で切り上げようとしています。

授業の初めに予習する中で分かりにくかったところはなかったかと問いかけ、そこで出てきた質問にのみ答えるようにしています。

こういうやり方が上手くいくようにするために、2つの課題があると考えています。

一つは予習が楽にできるようにテキストの解答を丁寧にするということです。

よく質問されるようなところを中心に、今までポイント講義で話していたようなことを解答に書き加える作業をしています。それは9月からの下半期から使えるようになります。

もう一つの課題は補充プリントでの演習の仕方を工夫するということです。

授業ではポイント講義、小テスト、小テストの直し、そして補充プリントでの演習を行いますが、ポイント講義の時間を短くすると補充プリントでの演習時間が長くなります。

当初、授業最後の30分程度をそれに充てていましたが、もしポイント講義を20分にするなら、演習の時間が1時間から1時間10分程度になります。そうすると、しっかり勉強してきている生徒は早々と補充プリントを終了させ、手持ち無沙汰になってしまうのです。

補充プリントの内容、および演習の仕方そのものも検討する必要があります。

そういうことも含め、ポイント講義を短くし、要するに講師が話す時間が短くなると、授業の雰囲気をコントロールするのが難しくなります。かつて、余談と称して勉強の仕方や自らの体験談を話していましたが、それはそれで意味があったと思うのです。ですが、今はそういった余談はないので、どうしても講師と生徒の距離が近くなりにくいということはあります。

まあ、いっぱい課題があります。

もちろん効率を追求する必要がありますが、それだけでもダメだということです。