ただよび。

松谷です。

ただよびというyoutube チャンネルがあって、予備校のトップ講師だった人が全ての技を無償で提供するというコンセプトのチャンネルです。

つまり映像授業とかで年間数十万円生徒からとっている質の高い講義を全て無償で提供するということです。

収益は再生回数によるGoogleからの収益と、コンセプトに賛同した企業によるスポンサー料で最終的に元がとれるだろうという算段ですね。

つまり、教育の無償提供ですね。

スタディサプリなどでも恐ろしい安さですが、本当に無料というわけですね。

ただよびでは、現在は古文と英語の先生がやっているようです。

古文の先生の記事によると、

「東進では800人くらいの東大合格者のうち750人くらいは特待生で1年間ほぼ無料で授業を受けているわけです。それまで頑張って優秀な成績を出してきた彼らを責める気はまったくないけど、そういった不平等があるわけですよ。予備校って、年間80万円くらいかかります。けっこうでかいですよね。

世の中って、すべてのことが不平等じゃないですか。生まれながらの容姿でも生きていく上で損得が出る。もともと頭のいい奴もいれば、運動神経のいい奴もいる。だからせめて、大学に入るまでの勉強は無料にできないかっていうのは、ずっと考えてきたんですよ。(中略)自分でできることで、無料の予備校をやろうと思ったわけです。」

 

考えさせられますね。でも稲荷塾を無料にしたらそれはそれで生きられない人が出てきてしまうわけですね。

でも最終的には無償でトップ講師の全講義が出ていたとしても、意味のあるものだけが残るわけですね。

面倒見なのか、定着へのコミットなのか、人間どうしの関係性なのか、モチベーションヘの影響力なのか。

考えさせられます。