問題が難しくても簡単でも複雑な気持ち

松谷です。

稲荷塾に来る前は東大の入試問題だけをメインで解いていたんですね。京大数学はあまり仕事と直接は関係しないことが多かったので(別の担当の人がいました)面白そうなのを楽しんで解いているだけでした。

でも、稲荷塾に来て生徒の殆どが京大志望なので自然と京大の問題への意識が一気に高まりました。

そして、今年は自分自身京大受験生も担当していましたし、稲荷先生が担当する生徒さんも一部教えたりしたこともあったりとかなり身近な存在となっています。

 

そんなこんなで少し重い気持ちで京大の理系文系の問題を解きました。(東大はまた時間あるときに解こうかなと。)

 

問題は結構難しいものもあると感じました。それは文系も理系もです。

 

そして、個人的には文系の方が全体の体感難易度が高かったです。普通は有り得ないことですが。

 

僕は普段理系の問題を見る機会が多いので、理系専用の問題が全部典型的だなと感じてしまったというのがあるかもしれません。

 

問題が難しいから得になるのか簡単だから得になるのかは本当に人に寄ります。

 

一応取りやすい問題はありましたので、そこでミスをしてないことを祈ります。直前に解答の妥当性の確認を口を酸っぱくして言っていたので確認してくれていることを祈ります。

 

文系も理系も答えの値が汚いのが多すぎるのが正直本当につらいです。一応さっき予備校の答えをさらっとみたら全部合ってましたがあまりにも答えに自信を持ちづらいです。受験生ならなおさらそうだなと。論証を重視する京大なので論理が合っていれば部分点をくれると思いますが。。。

 

 

とにかく今日で前期試験は終わりです。(これを書いているのは昼ですが)

 

本当に本当にお疲れさまでした。

 

長い長い受験だった思います。合格報告以外で特に生徒が訪ねてくることはないと思いますが、気持ちとして長い長い努力をねぎらいたい気持ちでいっぱいです。ハグでもしたい気持ちです。

 

苦しかったと思います。上手く行かない時もあったと思います。辛い時もあったと思います。でもとにかく最後まで走りきったというのが立派だったと思います。

 

 

ただ、僕はどうしてもこれを言っておかないといけないなと。

 

僕は後期の対策を前期の次の日からすぐ開始しました。

 

結局、前期で受かったので、その13日間くらいの勉強は意味のないものとなりました。

 

試験の手応え的にもたぶん受かってるかなという感じでしたが、100%とは言えないので、勉強することを選択することにしました。

 

何が正解だったのかはわかりません。

 

でも、もし、前期がダメだったときに何がなんでも後期の大学に行くという覚悟ができているのなら準備を開始してください。

 

その何日かの差、その気持ちの差できっと勝てると思いますから。

 

東大京大医学部だ!とか塾ですから焚きつけているような物言いをしているときがあるかもしれません。

 

でも、僕は大学なんて関係ないと思っています。僕よりはるかに優秀な早稲田の人とか慶應の人なんていっぱい見てきましたから。(僕が優秀でないだけ説もありますが。。。)

 

入学試験のほんの数点の差で人生なんてまったく決まりませんからね。