チラシ

1月に折り込むチラシがほぼ完成しました。

 

その昔、「塾の売り」を卒業生の体験記の中で語ってもらう普通のチラシを作っていました。

でも、あるときそのチラシがヒットせず、塾が危機的状況に陥ったことがありました。それで友人でありビジネスの師匠でもある上田さんにアドバイスを求めました。

「伝えたいことは人に言うてもらうんやなくて、自分の言葉で表現しなあかんで」

「Math Lecture?そんな横文字、何やわからへんやん。稲荷塾にし!」

「稲荷さんは経歴も変わってるし、もっと自信をもって自分を売らなあかんで」

「ホームページを作りっ!細かいことはそこを見てもらうようにせなあかんで」

今でも鮮明に思い出す彼の言葉。

上田さんのアドバイスは全部実行しました。塾名は「稲荷塾」に変更し、ホームページを作り、チラシには言いたいことを自分の言葉で伝えるようにしました。

そのときからチラシ作りが楽しくなりました。

 

今年の春のチラシから思歩が作るようになり、私はそれに意見を言うだけになりましたが、基本的に上田流チラシの路線を踏襲しています。

白黒で文字が多く、一目見ただけで稲荷塾のチラシだと分かると思います。

あるとき、いくつかの塾のチラシ作成を請け負っている印刷屋さんが「正直言ってこのチラシはダメだと思っていました。何でこれでヒットするんでしょうねぇ?白黒で文字が多いからかえって目立つんでしょうかねぇ …」と言ったことがありました。

彼は紙質だとかデザインとかしか見ていません。だから目立つかどうかがヒット率を決めていると考えているのです。

だから、カラーにして、かわいい女の子の写真を載せて … が当然の戦略だと信じているのです。

稲荷塾のチラシは上田イズムによって作られており、他とは全く違います。

きっと、読んで面白いと思います。