幼稚園無償化から塾のあり方を考える

松谷です。

この10月くらいからの政府の施策である幼稚園無償化の恩恵が我が家にやってきました。

 

政府の施策ってだいたいは自分と関係のないところに行きがちという感覚があるのですが、幼稚園無償化についてはダイレクトに家計に来るので、おーすごく助かるなあというのが正直なところです。

 

実際には、月額25000円程度?を限度とする補助なので完全無償化ではないんでしょうが、インパクトは大きいです。

 

ご家庭が、学校や幼稚園や塾などを選択するとき高いから諦めがちな学校ってあると思うんですね。でもこれくらい補助があるとそういう枠を少し無視して考えられるというメリットはありますね。

 

そうした場合、選び方が変わってくると思うんですね。

 

たとえば、今までは私立の学校は高いから諦めていたけれど、これからは高いか安いかとかそういうのではなく本当に質のみを重視して選べるんだと思うんですね。もちろん、質っていったって、それは各家庭各生徒によって違うと思います。でもいずれにせよ、授業料ではなく、教育方針や、校風、地域評判などを最重視して選ぶことができるというのはとても良いのではないかと思います。

 

そして、ある意味、値段が安いけど質の悪いところは押されていくのかもしれません。

 

塾とかもそうなのかもしれませんね。

 

学校無償化と同時に、塾などの校外学習補助なども結構導入されていけば、値段が安いだけではなく質が1番大事な基準に変わっていくのだろうなと。

我々も質が悪ければ淘汰されていくということですね。

ただ、質って何かというと各ご家庭で違うわけですよね。

ご家庭によっては、

とにかく楽しませてくれるのが一番かもしれませんし、

とにかく成績を上げてくれるのが一番かもしれませんし、

とにかく苦手な子どもの勉強をみてやって欲しいのかもしれませんし、

とにかく得意な子にさらに刺激を上げて欲しいのかもしれませんし、

勉強習慣の確立が一番かもしれませんし、

とにかく合格させてくれるのが一番かもしれませんし、

信頼できる第三者との人間関係を結んで成長して欲しいと思っているかもしれませんし。

 

まあ、何を質として高めていくかってことですね。