プライドが高い男の子の扱いむずい
松谷です。
プライドが高く扱うのが難しいような生徒っています。男の子が多いでしょうか。
自分なりにいろいろ工夫しているもののなかなか難しいと感じるときがあります。
プライドが高いだけならいいんですけれど、プライドが高くまだ現在の力がない場合が大変です。
そういう生徒はわからないことを伝えられなかったり、わからないことを隠そうとしたり、自分ができないことを認めようとしなかったり、認めたとしても教えられることを嫌ったりと大変です。
実際、学習初期段階ではできないことは100%あります。
それは、本当に恐ろしいくらい優秀な子でも最初はできなかったり間違ったり勘違いしてたりということが必ず起こります。
でもプライドの高い子の場合、そんな出来なかったり勘違いしている部分を無視して、もうめちゃくちゃな理解状態のままただ進むみたいな意味不明なことになっていくことがありました。
意味不明なまま進み続けたがためにどこかで完全に泥にはまってしまい、こちら側はそこからは思考を修正し続けてあげなきゃいけなくなって本当に手がかかりすぎるということがあり、もうこれは困ったなということになりました。
それで、一応小学生であれば、宿題をやらなければ単元テストを受けられないとか、単元テストを受けた後も合格点いかなかった場合は、合格点(できたら100点)をとれるまで再テストを受けてもらうことにしてようやくましになってきた部分はあります。
ある意味システム的にプライドの高い子の暴走を止めているわけです。
ただ、なんかシステム的に暴走を止めるのっていいんですけど、そのシステムが機能しなくなったタイミングですごく苦労すると思うんですね。例えば環境が変わったりとか。稲荷塾の場合、小学生部→中学数学→高校数学と進むにしたがってだんだんと自主性を重視するようになって手取り足取りな部分は減ってきます。また、高校までは良くても大学や社会人になるといずれにせよ厳しくなります。
そうなるとやっぱり何かコミュニケーションによりマインドをうまく持っていってあげることが重要かもなと。
そうしてなんとなく、調べてたら下のような二つの対処法が書いてありましたね。
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①プライドの高い生徒の心理を考えるならば、1つは生徒を信じることでしょう。
自分はお前のことをしっかり見ているぞ、信じている!
そういった態度をとることで相手はわざわざ自分を偽る必要がなくなってきます。
劣等感が強いならば、信頼関係を結んで、その劣等感を隠さなくてもいいような環境を作ることが大事です。
②一番てっとり早いのは、コーチング、ファシリテイティング技術を使うことです。
生徒はプライドが高いわけですから、自分は偉いと思いたいんです。ならば、それを逆手にとってやる。
単純に何かを教える(ティーチング)ではなく、質問によって相手に答えを出させる。
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う~ん、こちらの人間力と忍耐力が問われますね。。まあこれが講師の実力といえば実力でもありますからね。
ちょっと面倒くさいなというのが正直な感想ですが。。。