国語の4技能って?
英語の4技能が話題になっていますが、国語のテストでは「読む」メインでちょっと「書く」が問われるぐらいじゃないでしょうか?
授業においても「聞く」は訓練されているとして、「話す」はないと思います。
なんでこんなことを思ったかと言えば、数学の解答が書けない者、適切な質問ができない者、つまり何が分かっていて何が分からないかを伝えることができない生徒が多いからです。
解答においては自分が考えたことを採点者に伝える必要があります。
しかし、まず日本語がないもの、途中から計算欄のようになるもの、言葉の使い方が間違っているもの、… が多く、人が見て納得できるような書き方ができている解答は少ないです。
これを毎回の授業で、ああだこうだと言い続けているのですが、ふと「これって国語の問題じゃないか?」と思ったのです。
そうして考えてみれば、「話す」に至ってはほとんど訓練されておらず、社会に出て、たとえば営業マンになって初めて練習するなんてことが多いのではないでしょうか?
人前で話すのも、クラブの部長や生徒会長をしていたというような特別なケースでない限り、トレーニングされることはありません。
みんなで何らかのテーマについて議論することなんかも苦手とする人が多いと思います。
英語で4技能を強調するのであれば国語でもそうすべきです。
国語の授業なのに、先生が一方的に話すだけで生徒はそれを「聞く」だけではダメでしょう!
でもねぇ …
どうしたらよくなるのでしょうねぇ …
とにかく文科省主導じゃダメです。
しかし、現場からどんどんと斬新なアイディアが出て来るとも思えません。
とすると、
やっぱり「俺が学校を作るしかないんじゃないか?」などと思うのです。
とすると、
稲荷塾がもっと発展しないとだめですかねぇ …