エネルギッシュ

チューターの林息吹君はエネルギッシュな男です。

実は稲荷塾のホームページを開けてみると最初の画面で私が誰かに向かって話していますが、その誰かが伊吹君です。

彼は今京大理学部の2回生ですが、大学に残る気満々です。1回生のときから上の学年向けの授業に積極的に出ていました。

この前の金曜日にちょっとだけ話す機会があったので、最近の様子を少しだけ聞いてみまたところ、やはり頑張っているようでした。

「噂には聞いていたけど、本当にこんなんで単位がもらえるとは思っていなかった」などと言いながら、京大では天から単位が降ってくるという話を面白おかしくしていました。そして「だからこそ好きな勉強ができる!」と。

大学に入るまではどうしても受かるための勉強になるので、好きでもないことをやらないといけないという面があります。でも、京大に入るとそういう勉強から解放されて興味がある分野のみに集中できるというわけです。

これはこの前吉野さんがノーベル賞をもらったときに、京大の自由の校風がそういう傑出した人材を育てると書いていた通りです。

頑張ってほしいです。

 

とは言うものの、伊吹君も高3になったばかりのころはかなり苦しい状況でした。まあ正直言って現役で合格するのは厳しかったのです。

でも、文字通りエネルギッシュに頑張って、夏にはもしかしたら受かるかもしれないというところまでこぎつけ、11月になるころにはどうやら受かりそうだとなったのです。結局、確か合格最低点に70点ぐらい勝って受かったと記憶しています。

稲荷塾における今年の受験生たちはぎりぎりの闘いをしている生徒が多いです。

ん? これは毎年のことか …

というか、こいつは何があっても大丈夫だと言えるような生徒がいるのが普通なのですが、今年はそういう生徒がいません。

そうなると、やっぱりパワーですねぇ!

気合で勝ったものが勝負にも勝つように思います。

エネルギッシュに頑張れ!