数列か!
昨日の3階は特別クラスに加えて授業の振り替えに来た子が6人もいて、回らない瞬間がありました。
とまあ、ブログが書けなかった言い訳をして本題に入りたいと思います。
数ⅠAから始まって数Ⅲの終わりまでにはいろんな単元があります。二次関数、論理、不等式の証明、三角比、確率、三角関数、指数・対数関数、数列、ベクトル、図形と方程式、微分・積分、…
さて、この中で生徒が飲み込むのに一番苦労するのはどこでしょうか?
そんなことは分からないよ、それぞれ個人差があるし …
などと思っていましたが、昨日、この問いに対する答えを見つけました。
それは数列です。
昨日、特別クラスではシグマ記号、群数列、漸化式辺りを学びました。メニューをこなすのにいつもより明らかに長い時間がかかりました。
それで思い出したのですが、中3のケンシロウもここでつまずきました。彼は中1後半の半年で数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲを全部やってしまう計画を立てました。全体的には実に快調に進みました。しかし、シグマ記号、漸化式のところでごちゃごちゃしてきて、それでもその次のベクトル、図形と方程式のところに突入して行きましたが、遂に混乱が限界に達したので、1ヶ月間の演習期間を設けることにしたのです。約1か月間、数ⅠAの初めからざっと復習して頭の中を整理し直すと、混乱は収まりました。結局、この1か月間をプラスして7か月間で高校課程を仕上げたのです。
ケンシロウもそうだったのです。
シグマ記号、漸化式の辺りは覚えることも多いし、新しい考え方もたくさん出てくるので、初めて学ぶ分野としては結構重いのです。
だからここのところで時間を取って演習するとかが必要かも知れません。
幸い夏休みで時間もありますし。