内外ギャップを埋める
松谷です。
僕は、一応、高校数学以降は少し厳しく接しているつもりですが、
中学数学以前の生徒、
特に小学生については、かなり優しく接して、かなり褒めるようにしているつもりです。
ですが、
先日、小学生部で、僕がいつものように褒めていたら、
「先生、今日珍しく褒めたね」
と言われました。
「ん?!いつもめちゃめちゃ褒めてるんちゃうの??」
と聞いたら
「全然違うよ。」と言ってました。
なんと、知らず知らずのうちに、自分の中の自分のイメージと実際の自分にギャップが生まれていたようです。
そういえば、スケアリーでアングリーって言われてたしな。。。
稲荷先生の指摘にあった
難しい言葉を使って早口で喋っている
というのについても、
僕としては
そうとう噛み砕いてかなりゆっくりしゃべっている
という自分のイメージがありますので、かなりのギャップがあるようです。
このようなギャップってよくあるんですよね。
このようなギャップに気づくことと、それを修正する力というのは、どのような分野でも伸びる力になるのかなと思います。
例えば、テニスでもよくあります。
ボレーであまり引いてないつもりなのに、すごく引いてるとか、真後ろにセットしているつもりがだいぶ上からでてきてるとか。
そういうギャップに気づいて、修正していく力は、上達力に直結します。
しかし、そういうギャップに気付くのが苦手だったりあんまりできなかったりする人もいると思います。
そういう場合は、身近な冷静な第三者だったり、コーチのような存在がありがたかったりするんですよね。
勉強もそんなところがあるかもしれません。
理想の状態とのギャップに気付いて修正をしていく能力はかなり重要だと思います。
そして、もし、ギャップに気づけていなかったり、ギャップがなぜ起こっているかやその埋め方がわからない生徒がいれば、補助できるようになりたいなと思います。