格闘は続く

ショッキ~ング!

 

今度書こうとしている数学の本は東大・京大の問題の読み解き方を伝えるものです。

理系、文系によらず読める本にしたいと考えています。

ということで、基本的に数Ⅲの問題は扱わないと決めました。

ところが東大の場合6問中3問ぐらいが数Ⅲです。

さらに、説明のために選んだ問題の分野が偏り過ぎるのはよくないと思い、整数の問題はカットにしました。

すでに整数の問題をいくつか使ってしまっているので。

軌跡や確率の問題も選びづらいです。

その分野は、どうしても技術が洗練されているかどうかを問う問題が多いからです。

今回は技術についての本ではないのです。

 

結局、「東大入試10年の軌跡」が届いた、と言って喜んでいましたが、この中で使える問題は1問もなし。

 

比較的新しい問題を題材にして説明したかったので、苦しい展開になってしまいました。

それから好みはやっぱり出ますねぇ …。

何と言っても京大の問題には愛着があります。個人的に。

さりとて、京大の問題ばかりを使うのは営業的によくないので …。

 

朝から格闘して成果なし、にショックを感じますが、気を取り直して2008年以前の東大の問題をチェックしてみようと思います。

では、塾に行って来ます。

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“格闘は続く” への4件のフィードバック

  1. volocosi より:

    こんにちは。関東在住で、稲荷塾には通えないため、新刊楽しみにしています。来春に間に合ってくれればと思っていたのですが、直近の東大の問題に使える問題がないということは、今回の本は東大志望者向けではない(東大の問題の読み解き方に役立つところが少ない?京大向け?)ということになりますでしょうか?

    • 稲荷 より:

      まず、来春には間に合わないと思います。(奇跡的に上手くいけば、直前ぐらいに間に合うかも知れません。)すみません。
      それから、説明のために使える問題が少ないということで、考え方は参考になると思います。
      「問題の読み解き方」の話をしようと思えば、整数の問題や図形の問題が題材としては適しており、それ以外で探すのが難しいと感じているということです。

  2. volocosi より:

    ご回答ありがとうございます。来春というのは、2020年2月の入試用に2019年春くらいから使用できればということですが、奇跡的にうまくいくことをお祈りしています。

    • 稲荷 より:

      そうでしたか。2020年の入試には間に合うようにしたいと思います。

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