睡眠時間を確保すべし

頑張らないといけませんが、頑張り過ぎるとよくありません。

今、高3生で授業中にときどき意識を失う塾生が2人いますが、2人とも同じ高校の生徒です。

そういうことを見るときに、その高校では睡眠時間5時間ぐらいで頑張るのは当たり前だという雰囲気を作っているのではないかと疑ってしまうのです。

まあ、それで大丈夫な子もいますので、何時間は寝ないといけないといったようなことは言いにくいですが、最低限、頭がすっきりした状態で勉強しないと、投入した時間に対する期待できる効果が低くなってしまいます。

特に理系の科目は、今まで見えなかったものが見えるようになるために集中力を上げて行かなければなりません。

そういうときに、うとうとするような状態ではとても自分の限界を突破して行けないと思うのです。

同じ「限界に挑戦する」と言っても、起きてられるかどうかの限界に挑戦するといったような挑戦は全く無意味です。

それは頑張る方向を間違えているということです。