数学力upにコミュニケーション力は必要か

松谷です。

土曜日や授業などで感じることですが、稲荷塾の生徒が数学ができるようになるための1つの要素があります。

 

それは、教え手である稲荷先生や、僕や、チューターの人と適切にコミュニケーションがとれるということです。

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つまり、ずっと分からないままやり続けているけど、人に聞かないし聞けないという人に関しては助けられるチャンスがすごく減ってしまう可能性があるということです。

例えば、よくあるのが自分の書いている答案をすぐ隠す小学生や中学生などはかなり悪い症状だと思います。多分これまでの学習の流れの中で誰かに見てもらうことや、間違うことに対して、すごく負のイメージがついているのでしょう。その改善にはかなりこちらの根気が要ります。

 

もちろん、もっと大手の塾などに比べれば丁寧に見ていると思いますが、それでも家庭教師ほどはずっとその子を見ているわけではありません。

 

となると、分からないとか、分かりたいという時に、適切に聞ける、ということが重要になるような気がします。

 

もちろん、こちらは気付いた範囲で声をかけるようにしています。かなり声をかけているとは思います。

 

また、反転授業のテスト直し時には直し終わるまでは終わらない形になっていますので、最低限のコミュニケーションは起こります。

 

でも、そんな他者任せのものばかりに頼っているとなかなかそれ以上にいけないなと。

 

生徒さんには、適切にコミュニケーションをとれるようになって欲しいとおもいます。特に数学を苦手としているならなおさらです。(別に、過度なコミュニケーションはいらないです。)

 

そして、これは、何も勉強ができるようになるためだけではないと思うんですね。

 

大学のサークルや部活などでも、社会でも、必要なことだと思うんですね。

 

先輩や上司に聞いたり、仲間と話し合ったり、腹を割ったり、時に弱みを晒したり、そういった能力はどうしても必要だと思うんですね。

 

数学ができるようになるために、ある程度のコミュニケーション力が必要であるという状況には是非があると思います。

 

もしかしたら、機械学習であれば、何も話さなくても自動的に苦手を察知して、フォローしてくれるのかもしれません。(そんなものがあるのか知りませんが。)

 

でも、僕としては、数学ができるだけでなく、人間的にも魅力的な人間であって欲しいと強く思います。

 

その1つとして、塾生には、適切にコミュニケーションをとれるようになって欲しいと思います。(まぁ、僕ら教え手にコミュニケーションをとる価値があるかはともかくとして。。)

 

稲荷塾が魅力的な人を輩出し続ける場となるといいなと思います。