中学数学や準備クラスのテスト結果に思う
松谷です。
中学数学の第一回のテストを一通り採点してみて思うことがありました。
それは、
現時点では、全体的な中1生の傾向としては、中学受験経験者や洛南などで鍛えられた子の方が点数的には、公立出身の子や、小学生部上がりの子より上回っているかなと。特に処理スピードが早いかもしれません。
ただ、小学生部上がりの子や公立の子の中で、中学数学に入ってからのテストのたびの復習を大切にしてる子や、宿題をしっかりやっている子は点数が安定しているし、負けていないなと。飛び抜けてできる子もいますし。
ちなみに、去年は中学受験組の1人の子がずっとトップでしたが、トップ以外は公立の子も肉薄していました。
また、一昨年は、最初は中学受験組の子がトップでしたが、最初真ん中くらいにいた公立の子が継続的に勉強して、最後はトップになっていました。
ということで、まあ、最初の正負の計算の出来が全てではまったくないんですね。分かっていく過程を楽しみながらひとつひとつ積み重ねて欲しいなと思います。それが本当に大事だと思うんですね。そして、多少テストでとれなかったとき悔しいと思うことも大切かもしれません。
それは、他人に負けて悔しいという感情を持てと言っているわけではありません。所詮復習、確認テストなわけですから、他人との勝負ではありません。そうではなく、自分の理解が答案に発揮できなかった、もしくは、理解したつもりだったけれど、理解しきれていなかったことを悔しいと思ったらいいのかなと思います。
また、A会話準備クラスの確認テストでも思うことがありました。
4回分を実施しましたが、できる子はずっとできるけれど、苦しい子はずっと苦しいという形にになっています。
12人しかしませんので、苦しんでいる子も最大限頑張っているならば、何らかの救済措置をとらねばならないなと感じています。(頑張らないのならば、話は別ですが。)
特に苦しむ子については、単語がものすごく負担になっているようです。
意味を覚えるのがまず苦しく、さらには、スペリングを覚えるのはもうひとつ苦しいという状況になっています。
そして、その単語の学習に圧迫されて文法の学習まで中途半端になっています。
さてさて。
ということで、これから保護者様にメールを打とうと思いますが、単語の学習苦労中の生徒に対しては、
次週からの3週間ほどは、新しい単語の学習はストップして、これまでのものを何回も覚えるという形にするのはどうかという形を提案しようかと思います。
本当は、認識語彙だけでも増やす方がいいと思っていますので、これからの新出単語については、和訳だけは覚えてくるようにという減らす案も考えましたが、数人くらいについては、そんなことも言ってられないなと。
まあ、僕は、覚えるということは、ただの技術&気合いだと思っているので、もし、大学受験生で、1週間100語くらいのペースで単語覚えてって言われて、全然無理ですって言う人には、基本的に「じゃー、受験やめれば?無理やと思うで。」としか言わないんですが、
中1なんでね。そんなわけには行きません。
多少、自信を無くした顔をしてきている生徒もいて、ちょっとこちらの胸も痛みましてね。。。
はい。僕も精一杯工夫するので、一緒に頑張れればなと思います。
ではでは。