センター試験1日目答え合わせするしない問題

松谷です。

センター試験が近づいて来ましたね。あと、10日を切りました。

さて、センター試験1日目の後、答え合わせするかしないかというテーマがあります。

 

一般的な答えは、

 

答え合わせしても、何も結果が変わらない。終わったものは終わったものである。悪かった場合ショックで2日目にプレッシャーがかかりすぎる。たとえ、良かったとしても、油断を生んでしまう。

よって、答え合わせしても一つもいいことがないので、答え合わせしてはいけない。

 

というものです。

まぁ、僕もこれを信じて疑わないというスタンスです。

 

しかし、先日、興心くんが、答え合わせいいですよ、と頑なに主張していたので、一応そのケースのメリットデメリットをもう少し冷静に考えてみたいと思います。

 

デメリットは、上に述べた通り、

答え合わせしても、何も結果が変わらない。終わったものは終わったものである。悪かった場合ショックで2日目にプレッシャーがかかりすぎる。たとえ、良かったとしても、油断を生んでしまう。

です。

 

では、メリットはないのか、いやあるのか。

考えられるメリットは、

答え合わせをして、もし良かった場合、勢いにのって2日目に臨める。リラックスして受けることができる可能性がある。悪かった場合、開き直って臨める可能性がある。1日目の結果が、気になりすぎて、良く寝れない、2日目に集中できないというケースにおいては、答え合わせをした方が良くても悪くても落ち着く。

 

こんなところでしょうか。

 

まぁ、結局、ものごとには、たいてい両面があるので、メリットらしきもの、デメリットらしきものを述べようと思ったら無理やり述べることができます。

 

ただし、一つ大切な観点を述べておきます。

 

2日目は、理系科目の入試です。これは、数学2科目、理科2科目という感じで、400点満点です。センターの練習を積んでいけばわかりますが、理系受験生にとって、この400点満点は、当然のように高得点とらなければならないものです。東大京大医学部志望なら、少なくとも360から400点の間に収めなければなりません。ということは、失点をしないようにするべしという問題なわけです。いくらかの慎重さをもって、冷静に計算を遂行していくことが求められるわけで、そこには勢いなどがはさまる余地はあまりないように見えます。しかし、落ち着きは必要であると思います。

 

 

 

ということで、僕の答えとしては、相変わらず、

答え合わせをするべきではない。

 

なのですが、もう冷静でいられないくらい、1日目の試験結果が気になりすぎているのならば、それは落ち着きを取り戻すために自己採点をしてもいいのかもしれません。

ただ、その場合、その結果は一般的にどうなんだろうと思って、ネットで調べだすともうおしまいです。1日目の終わりくらいには、まだどの予備校も正確な情報など持っていませんから、右往左往するだけです。

 

 

親御さんも、くれぐれも結果を詳しく聞くなんてことはしないようにしてあげてくださいね。

疲れた?お腹すいた?雪だった?

みたいなあたりさわりのない質問くらいにして、好奇心をぐっと抑えていただければいいのかなと。

お子さんが話したがってたら、そのとき初めて聞いてあげてください。

 

あっ、高1とか高2でセンター同日模試を受ける人は何でもいいですよ。

仕上がりがまずまずな人は、高2で、英、数なら9割近くとれてもおかしくないと思います。僕もそれくらいはとれてた気がします。

チューターの林くんは、高1で、英、数、9割5分くらいはとれてたみたいですね。理想的ですね〜。