夫婦喧嘩について

息子は究極ののんびり屋で、それがもとで我々はよく夫婦喧嘩をしました。

少し、どんな状況だったのかを振り返ると、まず時間の管理ができませんでした。

ベネッセの進研ゼミをやっていましたが、だらだらしているうちに時間が過ぎて、結局今日もやらなかった、などということが続けば、当然のことながらどんどんとたまって行くのです。気が付けば、何か月分もの教材が手も付けられずに残っているのです。

そういうことは、いつも一緒にいる家内がしっかり管理して、ちゃんとできるように助けてやってほしい、というのが私の主張です。

まあ「やりなさいよぉ」ぐらいは言っていたと思うのですが、そう言うのと、実際にやらせるのとはちょっと違うのです。それで結局、息子はやらないわけです。

そうすると、何でそれぐらいの指導力がないのか、と私の方では不満がたまって行くのです。

もちろん、家内にはまた別の価値観があるのです。

これはぶつかりますよね?

 

この過程で私が学んだことがいくつかあります。

まず、ある狭い範囲で人と意見がぶつかりあい、その議論では自分が正しく、相手が間違っていると感じたとしましょう。

仮にこの判断が正しかったとしても、それで全体を測ってはいけません。

次に、感情的な判断を優先させると事実を正しく見ることができなくなります。

 

もう少し具体的に書いた方が分かりやすいのですが、それは許してください。

まあ、何年も続く葛藤の末に私も少し成長し、その多くを克服することができたと追記しておきます。

 

PS アイキャッチはブラジルで釣ったピラニアを料理する家内と息子です。