なぜ全く集中しないのだろう?

松谷です。

今日は久しぶりの稲荷塾でした。

いつもの生徒の顔を見て、おーなつかしい。

黒くなった子が多いなと思ったりしてました。

 

さて、

小学生部を見ていて、

「なんでこんなにも集中しないんだろう」

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と不思議に思うことがありました。別に算数の能力とかに問題があるとかではないんですが、極端に集中しないのです。

一方で、かなり長い時間集中し続けている子もいます。こういう子は、ピンポイントで質問をしていきます。こちらについては素直にすごいなぁと思うわけです。

 

そして、集中したり、集中しなかったりという時間が交互に訪れるような子もいます。これは極めて普通だなと思うわけです。

 

うーん、正直、多少の呆れや諦めが、入りかけていました。

 

そんななか、夜の時間帯の中学生部を見ると程度の差こそあれ、ある程度皆が集中力を発揮していることに気づきました。少なくともそんな風な雰囲気は出していました。

 

うーむ、小学生は、とにかく個体差が激しいんだなぁと改めて思ったわけです。

 

じゃあいつある程度の集中力を、持つようになるのでしょうかね。

 

よーく見てると、稲荷塾では、小学生6年生はだいたい皆がある程度の集中力を発揮しています。もちろん、差はありますが、最低限の集中力はもって取り組んでいるように見えます。

 

小学5年生以下の個体差はとても激しいということですね。おそらく、家庭でのかかわりや、学校での規律、本人の資質などに、大きく依存しているのだと思います。

 

環境への慣れや子どもから脱皮、大人との関わりや社会性への意識の芽生えを通じて早く集中力を獲得して欲しいと思うばかりです。算数ができるようになることや算数が面白いと思うこともそれに寄与してくれれば嬉しいとは思います。

 

それまでは、何も始まらないのかなと。とにかく話はそれができてからですね。