洋画アニメを字幕なしで見てみる
松谷です。
僕の英語学習の究極的な目標は、以前かきましたが、字幕なしで洋画を見ることと、自分で考えていることはだいたい、そんなにストレスなくある程度スムーズに伝えられるようになることです。(副詞が多いですね。)
まぁ、レベルが低いように思われるかもしれませんが、自分の状況を考えると、これがたぶんここ3年から5年くらいの大きな目標になるのではないかと思っています。
そんなこんなで、自分としては、結構ハードルが高いと思っています。
で、まぁ、カーメリアからちょっと試しに洋画を見てみる課題の提案をされたので見てみることにしました。
しかし、僕のレベルを考慮して、話し合った末に、1番レベルを落としたものにトライすることになりました。
ライオンキングというディズニー映画ものです。
まぁ、一般的に、アニメ映画というのは普通の洋画に比べて格段にレベルが下がります。
まず、対象が子供も入っているため難しい表現を避けていること。
また、スタジオ撮影であるため、音質がかなりクリアになる可能性が高いということ。
そんなことが、レベルが下がる要因です。
そして、ディズニー映画はその中でもかなり下がります。
スラングなどは避けますし、ワールドワイドへの展開や教育的効果も見越してかなり標準的な英語がしゃべられます。
で、そんな作品ですからさすがにかなりいけるかな?と思って、字幕なしで見てみました。
ディズニー映画(アナ雪とか?)を日本語字幕でみたときに、同時にしゃべられる英語をほとんど理解できているかなという印象もあったので、期待して見てみました。
しかし、結果は自分の実力のなさが見事に露呈しました。
だいたい、40〜60パーセント程度の聞き取りでしょうか。
(授業でカーメリアに話したらそれは低すぎると怒られました。。)
そもそも聞き取り率の測定ってかなり難しいですね。
とりあえず、ある文が音声と意味が分かるか分からないかで二択で断じていったときに、分かる文の率がそれくらいじゃないかと思います。
しかし、これさえもかなり主観的な数値です。特に一度見た映画だと判断がより怪しくなります。内容を覚えてるので、無意識に内容から推測される音を、聞こえる英語の音に補って反映させてしまいます。
そして、もし、本当に半分の文しかわからないとすれば、本当は内容は半分もわかるわけがありません。理解率は5分の1を切ってしまうでしょう。(本で半分の文を黒塗りにすることを想像してみてください。)しかし、絵の補助があるため内容が補われてしまいますからそんなことにはなりません。そして、本当は分からないと断じた文も50パーセントくらいは単語自体は拾えていたりもします。うーむ。いずれにせよ達成率がかなり測りにくいですね。もともと知っている映画は特に。。(かといって全然知らない映画は難易度的にきつい。)
実際に感じたのは、王の召使いのザズーと、ハイエナたちの声が圧倒的に聞き取りづらかったです。ゆっくりかけあう、ムファサとシンバ、シンバとナラのシーンはほぼしっかりと分かるのですが。
まぁ、でもこんなもんだと思います。まずは、1年くらいで、ディズニー映画を80パーセントくらいの率に上げられればいいのかもしれません。
そうすれば、3年後の目標達成が見えてくるかもですね。
地味にちょこちょこ頑張ります。
もちろん数学の先生という本業を1番大事にしたうえで。
p.s.
僕は、高校3年生以上とかで余裕がない状態で、映画を使って英語のリスニングを勉強するのはオススメしません。効率性と即時の必要性の観点から。
ただ、ある程度のレベルまでいった人が(英検準1くらい?)が、時間に余裕がある場合(中3とか高1とか?)、映画学習をサイドメニュー的に英語学習に取り組むのは可能なのかもしれません。
メインの学習に添えられるものなのかは、まだ良く分かりません。
ただ、あのレベルを聞き取れるようになるということは、最終的には必要だなぁと思いますから、本物志向の人はトライする価値があるものだと思います。