他文化を楽しむ
Carmelia が言うように、確かに日本語は変ですねぇ!
何で車は1台、2台と数え、馬は1頭2頭、犬は1匹2匹、鳩は1羽2羽、鉛筆は1本2本、消しゴムは1個2個…と数えるのでしょう?
外国人が日本語を学ぶとしたら、これは発狂ものですね。
それでなくても漢字のハードルは相当に高そうです。
いや~ぁ、
しかしそういえば、ドイツ語も大変でしたねぇ!
男性名詞、女性名詞、中性名詞と分かれていて、何でそうなっているのかが全く不明なものもいっぱいありました。そしてそれぞれで前に付く冠詞でしたっけ、die,der,den,die とか der,des,dem,den それから das,des,dem,das だったっけが変化して行くなんて聞くと、むちゃむちゃ混乱しました。
そうそう、それに分離動詞なんて出てきた日には全く理解のレベルを超えていると思いました。
まあそれでも、2回生のときにはカフカの変身を原語で読んで、一応優をもらいましたから、頑張ったのかも知れませんが …。
とすると、やっぱり外国語を学ぶということは、どんな言語でもそれなりに大変だということなんじゃないでしょうか。日本語も大変ですが、ドイツ語も大変、結局英語だって大変 … ということだと思うのです。
ですから、今、何とか英語をものにしようとして悪戦苦闘していますが、これを理屈で考えたり、勉強だと捉えるとしんどくなってしまいます。
そうではなく、未知の文化に対する興味というか、愛情ですねぇ!
先日も参謀から、何でそんなに英語を頑張っているのかと聞かれましたが、ふと出て来た言葉は「楽しみでやってんねん」でした。
松谷君はまだ若いこともあって、かなり成果を求めています。数年のうちには4技能を指導できるようになりたいという目標もあるようです。
それはそれで勢いがあって、いいことだと思います。
実際、学校での英語教育は、これまでの読み書き中心から、それに聞く話すを加えた4技能を習得するという目標に切り替わりました。切り替わったのはいいけれども、それを指導できる先生はいるのかという問題があるわけです。
だから、松谷君は自分がその道の開拓者になろうと頑張っているわけです。
でも、それと同時に楽しみだとか、視野が広がる喜びなんかを感じることは絶対に必要だと思います。そうじゃないと枯渇しますから。
それに何と言っても、言葉は人と人の関係を築くための道具ですから、実際にそれを使ってコミュニケーションする場面を求めて行くということも重要なんじゃないかと感じるのです。
そういう意味で、手始めに稲荷塾のA会話、とてもいい選択肢だと思います!