全国1位の人はどんなだったか?
松谷です。
まぁネタもないので、余談でもかきますか。
残念ながら僕の話ではないですが、僕が高校の時に、同じクラスに、理系と文系の全国1位の人がいました。特に理系の人が断トツトップでしたのでどんな感じだったのか、ちょっと書いてみたいと思います。
高2くらいから、ちゃんとした模試が始まると思いますが、全部で4、5回、全国トップだったかなと思います。
中2くらいで数学オリンピックの本戦に進み、中3くらいで銅メダル?か何かとって、2、3回メダルを取ってたと思います。
すごく勉強しているのかは、正直よくわかりませんでしたが、他の人より飲み込みが早いなっていう感じの人でした。
(一方で、全国トップではないけれども上位で京大医学部に通ってた人たちは、早い段階から恒常的にすごく努力してたなっていうのを明らかに感じました。ただ、僕のテニスのペアはちょっとタイプが違う人で集中力派で、死ぬほどテニスに力を注いだ後、高3の秋以降に詰め込んで勝負強く勝ってた感じでした。いずれにせよ、数学が全員できました。)
あまり、当時は、教え合うみたいな雰囲気ではなかったからか、教えてもらったようなことはほぼなかったですかね。もっと話しとけばよかったかな。一回だけ教えてもらったときは、分かりやすいなとは思わなかったですね。。。論理をわざと飛ばして説明してるように感じましたね。。意地悪して楽しんでたのか。。
そして、部活は、将棋部に入ってました。かなり強いみたいでしたが、それでも将棋部には同級生でもう少し強い人がいたので、主将ではなかったと思います。
運動は、体育で見ただけですが、結構できた気がしました。なんか頭がいいなっていう感じの運動の出来かたでしたね。運動神経がいいというよりは、競技の仕組みや、運動の仕組みを知るのが早い感じですね。
英語とかの成績は、自分ともそんな変わらないくらいだった気がしましたが、高2の中盤くらいから、ついに数学以外の他の科目の勉強も始めたのか、ぐぐぐっと、英語も国語も物理も化学もあげて、すべてほぼ全国トップになってました(数学は最初からトップ)。確か、高3頭くらいの駿台全国模試かなんかで、 2位と50点差以上で1位になってましたね。
そして、高3の6月くらいに、研究内容とかも考えて、理学部にスムーズにいける東大の理1に志望校をきめたからか、受験勉強を辞めてましたね。。
まぁその当時でも本番の入試受けたら、合格最低点より120点くらい多く取れる感じだったので、まぁ必要ないですからね。。
今は、研究者としてやってるみたいですねぇ。
まぁ、別に合否の枠とかとはまったく関係ない人でしたけどね。今くらい海外の選択肢があるなら、飛び級とかをしてそうしてたかもしれませんね。
天才と秀才というのがもしあるとしたら、天才だったのかなぁ。
でも、もっと高いレベルから見ると秀才なのかなぁ。
よくわかりませんでしたね。
ただ、ひとつ言えるのは、彼がもし天才だとしても、大学入試くらいの難易度の問題では、結局、努力肌の人と最終的にはあんまり点数が変わらなかったような気がします。(難易度と上限の点数に限界があるので。あと受験勉強を辞めたからってのもありますが。)
つまり、高校までにやる勉強程度のものであれば、程度の差こそあれ、ある程度の才能の差は、努力で埋められるんではないでしょうかね。
さらに、天才というものがもしいるとしても、それは合否を左右するほどはいません。いたとしても、全国に50人もいないと思います。(それ以上いたら、それは天才ではないですしね。)だから、気にする必要はないです。
また、そんなある程度努力で補えるという性質と、しかし、要領はつかまなければいけないし、理解もしっかりしなければならないという性質から、受験勉強の出来の一つの判断基準は、数学ができるかどうかということになってしまうのかもしれません。
今の受験勉強の世界では、数学が割と志望校の限界を決めてしまう傾向があるなぁと思います。(私立の文系は別ですね。)
もちろん、制度変更に伴い、ここから変わる可能性は大いにありますが。(どっちかというと突出した教科力ではなくコミュニケーション力とか協働する力とか議論して説得する力とかの方を重視する流れですしね。)
まぁ、いずれにせよ、数学大事ですから、数学がんばりましょうか!ってことですね!
高校数学くらい倒してやりましょう!
所詮、先人に踏み固められたコンクリート道ですので、きっと踏破できるはずです!
道案内とか給水とかしますんで、みんなゴールしてくださいな!
p.s.
あっ、そうそう。四兄弟姉妹が全員東大理3に合格したっていう方がいらっしゃいましたが、理3に合格するのは天才しか無理だとしたら、そんな4人も連続で天才が同じ家庭に生まれてることになりますね。
そんなわけないじゃないですか。
つまり、理3だとしても天才じゃなくても受かるということです。いわんや他の大学をやです。
(唯一あのお母さんが天才である可能性はありますかね。。)