ペル方程式とツイッター
今朝、いきなり息子から問題が出されました。
(1+ルート2)^500 を小数表現したとき、小数点以下第99位の数はいくらか?
というものでした。
この数はあとちょっとで整数になるような数で、小数点以下は150個以上9が続きます。
いわゆるペル方程式の話ですが、すぐには解答できずにいたら、息子がこうなんだ、とぺらぺらとしゃべり出しました。よほど話したかったようです。
数学をやっていて楽しいと感じることはそんなにはありません。
でも、この話は「おぉ、そうなのか!」とささやかな発見の喜びを感じさせてくれるものでした。
演習2の授業で、演習問題として使おうと思います。
ところで、どこからそんな話題を仕入れて来たのかと息子に聞いてみると、ツイッターで流れて来たんだと言っていました。
ふ~ん、ツイッターか …
一応私もツイッターのアカウントを持っていますが、使い方が分からず、若者の文化だと諦めていました。
でもこういうことがあると、もうちょっと使えるようにした方がいいのかとも思います。
しかし同時に、AJ Hoge はツイッターは言論の自由を圧迫しているから撤退すると宣言しています。
ツイッターだけでなく、アメリカの大学、言論界も変だと言っています。
小数グループを保護するということで、それが変だという意見を言わせない雰囲気を作っているというわけです。
かつて全体主義体制下で行われてきたようなことが民主主義の中心で起きているというのです。
AJ Hoge の言うことはちょっと過激でありながら、いちいちその通りだと納得させられるような説得力があり、英語の勉強をしつつ、とても楽しめます。
話しついでに私のスタンスを述べておくと、まず私は社会的なことには限りなく疎いです。
もちろん世の中がよくなることを願っています。
しかし、政治や社会運動がその原動力になるのかというと、それには懐疑的です。
それらは個人の拡張体であり、個人の問題と連動していると思うのです。
つまり、何で社会悪があるのか、と言えば、それは人が自己中心に流れ易いからだと思うのです。
そしてその個人が作る社会の最小単位が家庭です。ここに問題があるから世の中に問題があると見ています。
まあ、あまり悲観的に考えているわけではありませんが、簡単な問題ではないと感じています。
おっと、出勤の時間が近付いたので、中途半端なとことで終わりにしなければならなくなりました。
それでは
See you!