センター試験近し

テニスの試合を観ていると、自分の中にかなり強い好き嫌いがあることに気付きます。

「こいつ、とことん嫌いやなぁ」

などと言っていると、息子が言いました。

「好きか嫌いと違うねん。強いか弱いかや」

続けて

「だから俺も英語、やらなあかんねん」

おぉ、よく分かってるじゃないか!

そうそう、うちには受験生がいたのでした。

おかげで、新春から思いっきり笑うことができました。

それはそうと、いよいよセンター試験まであと1週間ほどになりました。受験生諸君は体調を整えてしっかり力が発揮できるようにしてほしいです。

そのためには、まず生活を整えることが大切です。何よりも睡眠時間をしっかり取ること。夜は早めに寝て、朝は早めに起きるようにしましょう。

 

さて、現制度ではセンター試験と2次試験の合計点数によって合否が判定されます。そうすると、その2回の試験に向けての調整が必要になります。まあ、負担が大きいと言うことができます。

それと1点刻みの得点を競い合うことも批判されています。

この論点は私には理解できませんが、いずれにしても2020年からセンター試験はなくなります。つまりあと3回で終了するということです。

これはおおむね歓迎するべきことじゃないかと思います。

要するに、センター試験が受験生に無意味な負担を強いて来たと思うからです。

しかし、その後がどうなるかは不明です。

一つ言えるとすれば、英語の試験が変わって行くだろうということです。

これまでの読み書き能力を問う形式から、運用能力を問う形式に変わって行くということです。

そうじゃないと、いくら英語を勉強しても英語がしゃべれない、などというおかしな状態を脱することができないからです。

まあいずれにしても、大学入試の内容がそこまでの小、中、高の教育を規定していると思うので、大学はしっかりした入試をしてほしいものだと思います。それが、ある意味日本の将来を左右しますので。

 

稲荷塾はというと、大学入試に合わせて右往左往しようとは思いませんが、結果として大きな影響を受けているということは事実です。

今回、A会話でしようとしていることは、

約1年でコミュニケーションツールとしての英語を身に付けよう

ということで、これが本当に必要だと思うから挑戦しているのです。

決して、大学入試のための対策という発想ではありませんでしたが、今後は大きく絡み合って来ることだろうと思います。

もちろんその方が嬉しいですし。