中井さん
昨日はいつもの参謀とのミーティングに松谷君も加わって、3人で話をしました。
いや~ぁ、
これからが楽しみですねぇ。
松谷君は来年の1月10日から正式に参加するので、それまでにTEXを勉強しておいてもらうことにしました。
私が学んだときは、まだ、さまざまな設定を手作業でしなければならなかったので本当に大変でした。困難にぶつかるたびにD先生のところに徹夜で習いに行って、何とか乗り切りました。
それから時代が変わったということもありますし、松谷君を見ていると、能力的なところも大きいように思いました。
「分かりました」
と言う彼の表情からは、大変そうだとはまるで思っていないことが伝わって来ます。
これは楽になりそうです!
さて、今日は私の友人を紹介したいと思います。
いつも「中井さんにテニスでやられた…」などと書いていますが、彼についてです。
中井さんとは10年ぐらい前にテニスで知り合いました。
大体同じぐらいの実力でした。
あるとき、新体連の壮年の京都代表を決める試合の準決勝で当たりました。もう一つの準決勝は山田さんと誰かで、山田さんが勝ち上がって来るだろうと予想されましたが、直近の試合で私は山田さんに 6-0 で勝っていたこともあり、中井さんに勝てば代表になれると読んでいました。
中井さんとの準決勝は大激戦になりました。一進一退の闘いの末、試合はタイブレークに突入しました。
結局は 14-12 で私が勝ったのですが、ここで体力を使い果たし、山田さんとの決勝では全く動くことができず、代表を逃してしまいました。
う~む、
今考えても残念ですが、そういうことがあったので、中井さんには、私が本気を出しさえすれば勝てるとずっと思っていたのです。
まあ、そのほかでは気が合ったということもあり、中井さんとは週一で一対一の練習を続けていました。
ところがあるとき、中井さんの転勤が決まりました。
中井さんはD社に勤めていましたが、静岡のM社にD社のノウハウを入れるということで、〇幹部として派遣されることになったというのです。
えぇ~!?
テニスおじさんだとばかり思っていたのに、仕事も頑張っていたのかと、ちょっと驚きました。
その後、彼が京都に帰って来るたびに仲間を集めて練習会をしたりしていましたが、何だか様子が変で、私には理解できない事態が進行していました。
要するに、中井さんが強くなっているのです。
それも、全く別人になったというぐらいに!
あるとき、古くから中井さんを知る人に、そのことを聞いてみたら、「中井は有名人やで!」とのことで、ますます混乱しました。
何でも、元は国体選手だったとか、大学時代にはニューカレ(サークルの関西学生選手権)で優勝、関東関西サークルの東西対抗で単複優勝したとか、とんでもない実績を誇っていたそうなのです。
じゃあ俺が知っている中井さんは誰なの?
それで、結局本人に聞いてみました。
そうすると、就職後テニスをやめていて、再開した頃に私と知り合い、感覚を取り戻そうとしていたんだという説明でした。
う~ん、
分かるような分からないような、とにかく納得はできないですねぇ!
ところで、〇〇業界は厳しい状況にあるはずですが、外部事業にテナントに入ってもらったりして利益を出す道もあるらしく、そういう方向に進めば進むほど、人員を削減する必要が出て来ます。と思います。
私見では、それに乗っかって早期退職をしたのが中井さんではないかと推察します。(奥さんの健康の問題やお母さんの問題もあったそうです)
そして、今やテニス一直線のように見えます。
未だに「俺の方が強いはずだ」と私は信じ続けていますが、実際は勝負になっていません。
むちゃむちゃ悔しい話だと思いませんか?!