頑張れ、お父さん!

先日、小学生部の連絡帳に土曜日の演習の時間に小学生も参加してもいいのかという質問が書いてありました。

もちろん構いません。

でも、よく読んでみると、その子はサッカー少年で結構忙しくしており、たまに土曜日の練習が短くてゆとりがあるようなときに、そんなときこそ勉強したらいいと思うのに、父親が公園に連れて行ってしまうのだ、という文面でした。(と思います。)

もしそうだったら、塾に来ない方がいいです。

お父さんと過ごす時間の方が100倍価値があります。

小学生のうちに勉強の基礎を作っておくことは大切です。しかし、それも遊びの延長で身に付くようなものでいいと感じています。

中学生か高校生の初め頃に自分の目標が見えて来て、自分で「やる」と決めてから勉強における本当の勝負が始まります。そのときにどれだけ頑張れるかが重要で、小学生のときに小さなリードをしたかどうかなどということはほとんど何の意味も持ちません。

小学生の勉強で大切なのは、楽しんでできているかどうかです。

ですから、親が先行し過ぎて子どもは嫌々勉強しているとか、嫌々でなくても、仕方なしに取り組んでいるというのはあまりいい傾向とは言えません。

最初に書いた小学生は、いい顔をしています。笑顔がいいですし、毎回、楽しそうに塾にやって来ます。私はそれで十分だと思います。

もう少し付け加えるならば、子どもが高校生ぐらいになってしまえば、親子でボールを蹴るなんてことはできなくなるのが通常です。そのときにしかできないことをする、これはお父さんにとっても、子どもにとっても大切です。

お父さんが休みの日に子どもと付き合おうとする、とってもいいじゃないですか!

断然、そのお父さんを応援します。

 

ps. アイキャッチ画像を毎回変えることにしました。今回は息子と二人で台湾にバラマンディーを釣りに行った時のものです。