to不定詞、動名詞、受動態、現在完了を教えました。

松谷です。

小6生に、to不定詞(応用含む)と動名詞と受動態と現在完了を教えてみました。

2回の授業で。

確認テストや演習時間などを除くと約60分✖️2くらいで全て話しました。

 

中学英語プラスちょっとくらいまで、教えています。(現在完了進行形とか、完了不定詞とかそんなところはやってません。高校の細かいところまで、全部話そうと思ったら多分2倍くらいかかってしまいます。)

 

学校の英語の時間では、半年ちょっと?1年?くらいかける項目でしょうか。

 

もちろん、この時間内で、完璧に実践で使えるなんてことは1ミリも言えません。

 

ただ、エッセンスのみを伝えるだけなら、こんなもんだよなというのが、思った通りの時間感覚です。

 

それを、自分の体に染み込ませていけるかどうかっていうのは、その後の練習量に依存していきます。

 

中学英語であっても、瞬時に英語が出てくるところまで、仕上げようと思ったら結構時間がかかります。

 

その時間を全部、授業でとってしまうと、授業時間ばかりが膨らんでしまいます。つまり、お金もかかるということです。

 

それで、もう少し効率的にするためにも、お家での各自の演習にかなり委ねてしまっていますが、それもひとつありなのかなと思います。

つまり、文法などは、授業である程度エッセンスだけをまず伝えてしまうというのがいいんじゃないかということです。

 

一方で、学校は、すごく長い時間をかけて教えていきます。

 

それは、多分、落ちこぼれを出さないようにという意味と、運用力を磨くという意味があるのではと推測しています。(特に中学は義務教育なので落ちこぼれを出すことを嫌がります。)

 

しかし、僕が今まで見てきた生徒に関しては、その授業で身につく運用力は、文法問題をもう少し早く解けるようになる運用力と、長文ともいえないようなちょっとした長文をなんとか読み解けるという程度の運用力でした。

 

そして、文法問題を解けるように思えた仮初めの運用力は、その後出てくる様々な文法項目とごちゃ混ぜになったときに、整理しきれないという問題が結局出てきてしまいます。そして、長い時間をかけるがために、前の項目を忘れるという事態も起こってしまうのです。

 

その結果、恐ろしいことに、約半数の生徒が、中2の半分くらきまでに習う、be動詞一般動詞進行形の現在過去までの内容を整理できていません。

 

それならば、全体のエッセンスだけを先に伝えて、全体像がわかりながら、多少ミスしながらでも整理していける方が結局いいのかなと思うんですね。

 

しかも、それを、紙の上だけでなく、実際に、話したり聞いたりする実地訓練をベストティーチャーとこなしていきながら、整理していくというのは、1つのすごくいい方法なんじゃないかなと思います。

 

まあ、そのエッセンスを入れる期間は本当は、どれくらいがいいのかは人によると思います。

 

3カ月がちょうどな人もいるでしょうし、もっとかかる人もいるでしょう。1カ月で十分という人もいるでしょう。

 

まあそれらは人によるでしょう。でも、そういう微調整は公教育には難しいとは思いますから、ある程度人数やレベル感を絞ったりできる私教育の出番なのかなと思います。

 

まあ、生徒を良い方向に向かうアシストをしたいなという思いだけですね。