数ⅡB単元テストの採点
昨日、数ⅡBの単元テストをし、今日、それを採点しました。
いや~ぁ、悲惨でしたねぇ …
三角関数、指数・対数関数、数列が範囲ですごく広かったのが成績が悪かったことの1つの原因です。
ある生徒は直近にやった数列だけ善戦していて、初めの方の部分は壊滅的だったり、逆に三角関数だけよかった子もいました。それは多分、復習をしようと思って実行し始めたけれども間に合わなかったということでしょうねぇ …
テストは9問を90分で解く形になっており、問題数が多く、基礎的なところから発展的なところまで含まれているので、かなり正確に現時点の実力を測ることができるようになっています。合格点は50点で、それは全統高2模試で偏差値70程度に相当します。
それで結果ですが、まだ2人未受験の段階で、合格者はありませんでした。49点が最高点で、平均点は27.1。かなりまずいです。
数ⅡBに入ると、数ⅠAのときと違って覚えるべきことが激増します。数ⅠAは高校数学の理論の土台に相当し、数ⅡBはその上に立つ技術です。ですから、まず、覚えるべきことを覚えていないと考えることすらできません。
逆に覚え切ってしまうと急に点が取れるようになります。
数ⅡBのもう1つの特徴は、それぞれが独立した各論の集合になっているということです。つまり、三角関数が分かっていなくても数列は分かるし、その逆も成立する、のようになっています。
ですから、今回悪かったことを反省して次のベクトルから頑張れば、浮上することができるということです。
というか、そのようになってほしいです。