11月は一つの山場

今日は祝日ですが、塾は休みではありません。8月にコロナで休んでしまった分の振り替えです。

あのときは10日も塾を閉めてしまいましたが、今日の振り替えが終わると残る振り替えはあと1日です。

 

さて、気が付けば11月に入っています。11月は受験生にとって一つの山場です。

河合塾が主催するオープン模試と駿台が実施する実戦模試を合わせて冠模試と呼び、たとえば京大を志望する生徒のほとんどは京大オープンと京大実戦の両方を受けます。その中で自分がどの位置にいるのかを知るのですが、8月の方は特に理科で現役生と浪人生で力の差があり、現役生の判定は少し下方に振れます。しかし、11月の方はいい判定がほしいのです。仮に判定が悪くても、8月に比べて伸びていることを確認できれば希望をつなぐことができます。

そういう意味で、11月は重要なのです。

もちろん、冠模試の結果が返ってくるのは12月ですが、受けた感触でいろんなことを感じることができるので、この辺りからがラストスパートだと言えます。

 

今日は演習1の授業で、大半の生徒は高2です。高2生もこの時期になるとかなり本気になってきています。

高3になってからいいスタートを切ろうと思えば、知識的な面で大穴があってはいけません。ですから、高2の今の時期から準備をしていくのです。

これまでは、何を学んでも次の週には忘れているという感じでした。でも、意識が変われば定着率も変わります。次にそれが問われたとして、「自分は本当に答えられるのだろうか」と自問するだけで見方自体が変わるのです。

演習1のクラスを見ると、まだ甘い生徒もいますが、全体としてはムードが変わってきていると感じています。

早く演習2のクラスのような真剣な雰囲気になればいいですねぇ!