運動会は必要か?
小学校の運動会が学年別で1時間だけ行われたという記述が小学生部の連絡帳でありました。
それを楽しみにしている保護者も多く、残念だったと言えます。
でも、一方では運動会って必要なの?と疑問に感じることもあります。
というのは、日本の学校教育はみんなに合わせることを強調し過ぎており、その一つが運動会だと思うからです。
みんなに合わせると言えば、進度もそうで、上位層なら1年もかからないで飲み込める算数に6年もかけるわけで、すごく無駄が多いのです。
やり方もそうです。
私の個人的体験では、耐えがたい退屈さだったと言えます。ちんたらちんたらとしてまるで進まず、意味のないドリルを繰り返し、そんなことを続ければ勉強への興味自体をなくしてしまいます。
逆に、算数ができない子にとっては、それでも速いわけですから、結局、「みんな一緒に」という考え方に無理があるのです。
ヨーロッパの国々のように学校の授業を午前中で終わるようにできないものでしょうか?
無意味なことを教えるのをやめて、もっとスリムにすべきです。
少なくとも、こういう議論が自治体でできるようにして、その決定、実行を都道府県、あるいは地方に委ねるべきです。
あほ文科省が全部を決める形になっているから、現場が考えようとはせず、優秀な人材も教育の現場に興味を持とうとしません。だからどんな改革をしても効果を上げるのが難しく、むしろ迷走していくのです。
こんなことを言っても、どうせ何も変わらないという無力感が漂いますが、だからこそ稲荷塾のオンライン講座が全国に広がって、多少の影響力を持てるようになればいいと願います。
頑張るぞ!