クオリティーと方法論
前に Simple English という英語教材を紹介したことがあります。
わずかの単語量、基本的文法を使いこなせるようになったら英語は話せる、というものです。
全くその通りだと思い、教材を買いました。
しかし、まるで期待外れでした。
理論は正しくても、それを実践するための方法論が貧弱で、使い物になりませんでした。
このごろはたくさんの英語レッスンが YouTube 上にアップされています。その中のいくつかは、驚くほどクオリティーが高く、夢中になって見ることになります。
しかししばらく経つと、最初の感動が色あせてしまうものも少なくありません。
クオリティーに加えて、それを実践するための方法論が準備されているかどうかが学びを継続するために必要な鍵になるような気がします。
そして、その両者が満たされているものは非常に少ないです。
私が自信をもって勧められるものは
- AJ Hoge の Effortless English
- ニック式英会話
です。
これはテニスの YouTube チャンネルでも同じことが言えます。
諸事情により、たくさんのプロおよび元プロのプレーヤーが参戦して来ているので、これはすごい! と思うものも少なくありません。
ですが、ずっと続けて見るだけの内容をもったものは結局、ほとんどないというのが実情です。
当然、塾も同じですねぇ!
授業のクオリティーとそれを身につけるための方法論の両方が必要で、それらが伴ってこそ、そこに勉強する雰囲気というか文化を生み出すことができると思うのです …
稲荷塾はどうなんでしょうねぇ …