実績について

私立のトップ校では医学部志向が強くなってきています。

特に関西はその傾向が強く、たとえば京都の洛南高校ではこの10年で東大・京大の合格者数が半減した半面、国公立大学の医学部への合格者数が飛躍的に伸び、それらを総合すると、つまり東大・京大、および国公立大学の医学部への合格者の合計は多少の変動はあるもののほとんど変化していません。

この傾向により、国公立大学の医学部は確かに難しくなりました。もちろん入試問題が違うので単純な比較はできませんが、体感的には地方大学の医学部ですら京大の工学部より入るのが難しいという感じです。たとえば京都府立医科大学であれば、はっきり京大の工学部より難しいです。

稲荷塾は相変わらず「東大・京大受験のための数学専門塾」というキャッチを使っていますが、そういう世の中の流れに合わせて「実績」について、少し考え方を変えました。

要するに国公立大学の医学部への合格者数も「実績」と考えることにしたということです。

 

すると

  • 2017年:3人(在籍者9人)
  • 2018年:6人(在籍者11人)
  • 2019年:6人(在籍者20人)
  • 2020年:8人(在籍者18人)

のようになっており、増加傾向にあることが見えます。学年ごとの在籍者数も増えているので …

おそらく2022年以降は安定して2桁の合格者が出ることになると思います。キャパの問題があるので在籍者数はもうそんなに増えないと思いますが、レベルが上がってきているので …

 

近い将来、本気の子だけが集まる塾にしたいですねぇ!