思い込み

昨日の演習1の授業で不思議なことがありました。

稲荷塾3階教室は3行かける9列で最大27人の生徒が座れるようになっています。

しかし、実際に27人が入るとかなり窮屈なので9列を2列3組と3列1組に分け、2列の組はできるだけどちらか一方の座席しか使わず、3列の席は両端の2つの座席を使うようにしていました。そうすると3かける5の15人が入るといっぱいになり、それより多くの生徒が入ると必ず隣り合う座席に誰かが座らないといけないという状況になります。

それで、演習1の高2、高1生のクラスの生徒数は17人で、昨日は欠席はありませんでした。

ということはどこか2か所は隣り合って座っているはずです。

ところがなぜかどこも隣り合って座っている座席はありません。

 

何で?

 

それでよく見ると、座席のレイアウトが変わっており、9列が3列3組に分かれていたのです。

すると3列の両端に生徒が座るとしたら、3かける6の18人まで隣り合わずに座ることができるのです!

2列3組と3列1組の計4組より3列3組の方が「隣り合う座席には座らない」という条件下ではより多くの生徒が座れるのです。

言われてみれば当たり前ですが、現実を目の前にするまで全く気付きませんでした。2011年にここに移って来てから9年間も!

 

実はこの前の月曜日の数ⅠAの授業がテストで、2階と3階のクラスを合同で実施したため、できるだけ隣り合わないようにしようということで松谷君が座席の配列を変えたらしいのです。

 

よく気付いたなぁ!

 

えっ、気付くのが当たり前だってか?

そうかも知れませんが、私としてはまさにコロンブスの卵でした。

 

こういうことって、何らかの思い込みがあるとなかなか気付かないものなのです。

 

えぇ、ところで、今日はニッシーレッスンでした。

年末に勝ったので今日も勝てるんじゃないかと思い、勇んで行って来ました。

 

ダメでした。

0-6 0-6 2-6

 

将棋のソフトで、1つの段階をクリアしたら次の段階が準備されているのと同じように、向こうのレベルが上がりました。

サーブも速くなったし、アプローチの球が鋭くてクリンチを許してくれませんでした。

もしこれに対応できるようになったら、またレベルが上がるのでしょうか?!

とにかく絶望的な差を見せつけられました。

 

今日も勝てるんじゃないかというのは単なる思い込みでしかありませんでした …