反転授業で3回目はなし
12月15日(日)に保護者説明会をします。
そこでは現状の報告と来年度にどのクラスに進む見込みなのかといった今後の見通し等について説明します。
数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの反転授業各クラスでは、次に進めるかどうか決めるのに単元テストの成績を主な判断材料として使います。
単元テストは半年の間に3、4回あり、その平均が50点以上であれば次に進めます。30点未満であれば進めません。30点から50点であれば、学年や授業ごとの小テストの成績、それに取り組み自体が上向いてきているのかどうかといったことを総合的に考えて判断することになります。
ちなみに中学生では半年ごとに次に進める生徒は非常に稀です。高校生でもなかなかすんなりとはいきませんが、高校生の場合はそんなにのんびりしているわけにはいかないので、基本的に半年で次に進むようにしなければいけません。
それで、半年で次に進めない場合は同じ範囲をもう一度することになり、結果として1年かけて数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲのそれぞれを学ぶことになります。そうすると、たとえば数ⅠAを通常授業で1年かけて学ぶより、反転授業で半年で一通り、さらにもう半年でそれをやり直す方が伸びやすく、2回目で大きく飛躍する生徒が多いです。
しかし、2回目なのに予習が甘すぎて授業ごとの小テストの成績でも低迷を続ける生徒がいます。
こういう生徒の場合、次に同じ範囲を3回目することになるのでしょうか?
この答えは NO です。
これまではそういった場合、3回目もやむを得ないとしていましたが、今後はそれをやめます。
これはその生徒に稲荷塾のシステムが合っていないということであり、そういう場合は本人に合った方法を探す方がいいと思うからです。
保護者説明会では個々の生徒の小テストと単元テストの成績をもとに現状の報告と見通しの説明を行い、また質疑応答の時間ももちます。