「分かる」と「できる」は違う

いや~ぁ、忙しいですねぇ!

おまけに昨日は手違いでチューターが来れなかったので、私が小学生部に入りました。

しかしまだ、名前と顔を一致させるところから始めないといけない段階です。

 

数ⅠA、数ⅡBでもその状況は変わらず、ここでは勉強の仕方から伝えています。

一番重要なポイントは「分かる」と「できる」が違うことを知るということです。

みんな「稲荷の独習数学」を読み、テキストの問題を解いてきていますが、つまりある程度分かって授業に出てきていますが、できるようにはなっていません。

ですから小テストで点数が取れません。

具体的には、覚えるべきことを覚えていなければ当然、使えませんし、その段階をクリアしたとしても、解答を読んで理解しただけでは実際にそのレベルの問題が解けるようにはなっていないのが一般的です。なるほど、と思えば、今度は解答を見ないでそれを再現してみなければなりません。そうすれば、いろんな疑問が出てきます。解答を再現する中で詰まることも出てきますし、読んで納得したはずのことがなぜそうするのだろうと疑問に感じることもあります。これらを解決してこそ本当の意味で「理解した」ということになり、「できる」という状況に近付いたことになります。

だから勉強には時間がかかります。

しかし、これを習慣化し、実力が付いてくると、その作業が楽しくなるのです。浅い理解を続けていては積み上げることもできないし、楽しくないのです。

頑張ってほしいです。