いよいよ夏休み!

目に見える人の姿とその人の内面は違うことがあります。

我が家の場合、何でもきっちりこなす娘と、何でもいい加減にしかやらない息子と何で同じ兄弟でこんなに性格が違うのかと思って来ました。

 

ところが、

 

俺とお姉ちゃんは性格がよく似てる。どっちも完璧主義や。

ですって。

お前のどこが完璧主義か、と思わず笑ってしまいました。

すると息子の説明は、こうでした。

何でも完璧にこなそうと思うから、できないと思ったら、そこそこでお茶を濁すのではなく、とことんやらないという方向に進むのだそうです。

うまい説明ですね!

全く納得できませんが、彼の中ではそのようになっているようです。

ともあれ、今日のドイツ語の試験のためにそこそこ頑張っていたようです。

そしてしばらくしたら夏休み!

 

実は、私も彼の夏休みを楽しみにしています。彼が夏休みに入れば、ちょっと気合を入れてテニスの練習をしてみようと考えています。

本当に強くなろうと思えば、技術的な課題一つ一つとしっかりと向き合うような練習をしないといけません。

しかし、そういう練習はなかなかできないのです。

普段、仲間同士で集まって練習するときは、一般的な練習をした後、ゲーム練習に入ります。

一つの技術に絞って、それに付き合ってもらうなどということはしにくいのです。

ちょうど息子にも課題があり、それを克服したいと考えているので、互いに相手のニーズに付き合うという形での練習をするつもりです。

 

まあ、娘が小、中、高校生のときは毎日そういう練習をしていました。毎朝5時起きで、1時間の練習を確保していました。

娘が引退した後は、毎朝の軽い練習と土曜日にしっかりした練習を息子とするようになりました。

いずれにしてもかなりやり込んでいたわけです。

ですから、まず足腰がしっかりしていました。よく「打っても打っても返って来る」と嫌がられていたものです。

それにそういうふうにやり込んでいると、勝負勘が冴えて来ます。だから、自然と相手が嫌がるプレーができるというところがありました。

うん、うん、何と言っても、執着心が強かったですねぇ。週に1回ぐらいしか練習してない人に負けるわけにいかないという自負心というか、集中力が高かったように思います。

ところが、この頃はあっさり負けてしまうわけなんです。

 

これではいかん!

 

ということで、この夏は再び燃えてみようと考えているところです。