リスニングのコツを求めて三千里
松谷です。
カーメリアのレッスンを受けていて、リスニングの一つとして、曲の聞き取りテストを実施される場合があると思います。
もちろん、僕も同じようにテストを受けています。
一応それなりに聞いてきたので、それなりに正解するですが、曲の聞き取り自体はこれまで避けていたこともありかなり難しいです。TOEICや英検などのリスニングとは一線を画すと思います。(一応TOEICのリスニングは4回くらい連続で満点だったと思います。)
まぁでも聞こえないくらいの方が訓練になるのでいいやと思っていたのですが、授業で聞いて、聞こえなくて悔しいだけではやはり上達は遅いと思います。カーメリアの紹介してくれたサイトなどで日々リスニングしたりすることがベストでしょう。
一方で、聞こえなかったリスニングテストをそのまま放置するのも悲しいという人もいるでしょう。
というか、僕自身がそうだったので、前回聞いた曲をyoutubeで探しましたので、参考にしてみてください。
さて、youtube で見つけて、僕自身、改めて聞いてみまして、やっぱり授業で聞こえなかったところが聞こえませんでした。
特に、この曲は、僕はいつもより全然聞こえていなかったと思いまして、ここに自分の弱点があるのかなと思う部分もありました。
そこで、改めてディクテーションをしてみた結果を歌詞と照らしあわせてみました。
(ちなみに、僕はディクテーションがあまり好きではありません。基本練習に取り入れる場合は、シャドーイングなどに比べて時間がかかりすぎるからです。ただ、弱点を改めて露わにするにはいいとは思っています。)
とりあえず、僕の間違いとともに書いてみます。もし、チャレンジしたい方は自分でやってみたらいいと思います!
Feeling my way [×Feel I’m away] through the darkness
Guided by a beating [×beaten] heart
I can’t tell where the journey will end
But I know where to start
They tell me I’m too young to[×なし] understand
They[×なし] say I’m caught up in a dream
Well[×なし] life will[×なし] pass me by if I don’t open up my eyes[×don’t know open my eyes]
Well[×なし] that’s fine by me[×I was found by me]
[×2]
So wake me up when it’s all over
When I’m wiser and I’m older
All this time I was finding myself
And I[×efner??] didn’t know I was lost[×loss]
I tried carrying the weight of the world[×carry in the way to the world]
But I only have two hands
Hope I get the chance to[×hoperge?? chance] travel the world
But I don’t have any plans
Wish that I could stay forever this young
Not afraid to[×なし] close my eyes
Life’s a game made for everyone[×Rise again me everyone]
And love is the prize[×price]
残り繰り返しにつき省略。
さて、ここで、僕の弱点が明らかになりましたね。
弱形(機能語they など)、リエゾン、リダクション
です。でも、これ結構苦手な人も多いと思うんですね。
ということで、恥を忍んで、改めて何回も聞く中で音を解析して理解した部分を、参考までに伝えてみようと思います。誰かの参考になるといいなと。。
Feeling my way [×Feel I’m away]
feelの後に母音が来ているのは分かるのですが、なかなかむずいです。
a beating [×beaten]
tの後に母音がきてその後にnがくると、tが発音されず、喉の奥の方で発音する音になることがあります。curtainとかcertainとか。あとはheartへの繋がりで文法的に判断するとbeatingですが、音的には難しく感じました。
young to[×なし]
too…to構文のtoですが、本当に聞こえないです。発音してるんでしょうか。カーメリアに聞いてみたいと思います。
They[×なし]say I’m caught up
いわゆる弱形ですね。内容を伝える際にさして重要ではないような、代名詞とか前置詞とかそういったところは機能語と呼ばれとても弱く発音される場合があります。ただ、これについては、そう思ってきくと、わずかに発音されてる気もします。どういう感じでカーメリアには聞こえるのか聞いてみたいと思います。
Well[×なし] life will[×なし]
同じく機能語たちですね。特にwillはよく出てきますし、ここでは、「ライフル」もしくは「ライフウ」くらいで発音されますので慣れが必要ですね。
pass me by if I don’t open up my eyes[×don’t know open my eyes]
リエゾンとリダクションのオンパレードですね。
まず、ifとIで、リエゾンして、「イファイ」その後、don’tのtはgetのtのようにリダクション。そのうえで、donとopenがリエゾンして「ドウノウプン」さらに後ろのupがくっついて、「ドウノウプナップ」、さらにupの破裂音pは消失して、その後のmyとリエゾンして、「ドウノウプナッマイアイズ」となる。うーん、複雑怪奇ですね。ただ、ネイティブは舌の楽がしたいと思ってるだけだと思います。
Well[×なし]that’s fine by me[×I was found by me]
相変わらずwell難しい。。fineの長母音「アイ」を「アウ」と聞き間違っていますね。くぅ。
All this time I was finding myself
And I[×efner??] didn’t know I was lost[×loss]
これ、今回1番全く意味不明だったやつです。「フェナー」みたいな聞こえ方しかしませんでした。しかし、とうとうわかりました。つまり、1番前のmyselfのfとAndがリエゾンして、「フェンド」その後、dが消失したうえで、Iとリエゾンして、「フェナーイ」でした。奥深し。lostの発音はかなり曖昧で、特に最後のtはほぼ消失しているので、間で感じて、lostですかね。
I tried carrying the weight of the world[×carry in the way to the world]
文法的にcarry in the wayなどありえないですし、carryingですね。
Hope I get the chance to[×hoperge?? chance]
ここもリエゾン魔神ですね。
HOPEとIで「ホウパイ」get the はtが消失してtheとくっついて「ゲッザ」chance toはくっついてchanceの過去形みたいな感じで「チャンスト」。ここで出てきたtとtheの組み合わせは知ってるとだいぶ聞き取りの幅が増える気がします。at theで「アッザ」とか重宝します。
Not afraid to[×なし] close my eyes
このtoも本当聞こえないですね。。言ってるんですかね。。、
Life’s a game made for everyone[×Rise again me everyone]
言われればそう言っているような気もしなくもないくらいですね。。あまりにも耳慣れない表現のため、違う表現を頭の中で補完してしまったようです。
prize[×price]
最後の音は離れて発音されるときついですね。一応、有声音を出してるんだと思うんですが。聞こえにくい。。
いやぁなかなか難しいですねぇ。
今日挙げたものでも主だったリエゾンやリダクションや弱い音がでてきた気がするので、かなり難しいんだなぁとは思います。(一方で、全体としてこれくらい聞こえるものはすごく簡単であるとも言えます。こんな細かいところなんてある意味まったく気にならないくらい全然聞こえない曲もいっぱいありますからね。)
これ以外にすごく良く出る音変化でいうと、フラップtと呼ばれる、tがlかdのように発音されるやつですね。water「ウォーラー」,little「リルウ」,getting better「ゲリンベラー」などなど。
まぁでも他にもいろいろありますので、一応適当なサイトのリンクを貼っておきますね。
千里の道も一歩からです。