松谷君

今日は保護者説明会でした。

9時半から演習1、反転1、2クラス対象、11時半から数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲクラス対象、14時から中学数学のクラス対象、16時から小学生部対象で、各1時間ずつ行いました。

内容は、初めの20分で稲荷塾の考え方を参謀が話し、次の20分で各クラスの状況と来年度以降の展望について私が話し、最後の20分は質疑応答でした。

それから松谷君(TOEIC満点君)の紹介もしました。

彼は2000年稲荷塾を卒業し、東大理Ⅰに進みました。高校生のときから英語はよくできて、マーク模試なんかは大概200点満点でした。その後大学院ではヴァーチャル空間の技術を研究しましたが、就職は少し方向を転じてベネッセに勤め、数学と英語の教材を作る仕事をしていました。教育にも関心があったからです。しかし、さらに彼の中では、現場で働きたいという希望があったので、今回こちらに来ることになったのです。

松谷君は来年2017年の1月10日から稲荷塾で働きます。

まずは仕事に慣れることが大切ですが、その英語力を活かすためにも、いつかは英語のクラスも作ろうと計画していました。

ところが、ちょうど一昨日、Carmelia からメールがあり、再来日することを決意したとのことで、来春からA会話を復活させます。基本は以前のA会話と同じですが、いわゆる入試英語にも対応できるように、松谷君が協力するという方法がありそうです。

ですから、ちょっとあわただしいですが、来春までの期間でその辺を詰めて行こうと考えています。

事務的な面でも、これから忙しくなります。まず入国管理局に行って certificate of eligibility (有資格証明)を取得する必要があります。彼女がビザをとるために、受け入れ先の稲荷塾が怪しいところではないことを認定してもらわないといけないのです。次に exit clearance を取らないといけません。これは、フィリピンの国が外国で働く自国民を守るための組織(名前は忘れました)を作っており、そこから認定を受けるというもので、東京にあるフィリピン大使館とやり取りして取得します。

前回、これらの作業はうんざりするほど大変でした。もしそんなに大変だとあらかじめ知っていたら、決してやろうとは思わないぐらいだったのですが、弁護士をされているある保護者の方の協力により、何とかやりきることができたのでした。

しかし、おそらく今回はそんなに大変ではないはずです。すでに実績があるのと、勝手がある程度分かったからです。

とは言え、あれやこれやを同時進行させないといけないので、やっぱり忙しくなるでしょうねぇ。

まあ、私はこういうごちゃごちゃした状況が好きです。

その方が刺激的ですし。