短期目標の設定とその測定の重要性

松谷です。

昨日もCarmeliaのレッスンを受けました。

いろいろ話していく中で、モチベーションを上げる(保つ)のも重要だよ。

という話になりました。

で、モチベーションを保つ一つの方法として、

目標を設定して、それを意識するということがあるかと思います。

 

僕は、英語学習の大きな目標として、「普通の洋画を字幕なしでストレスなく聞き取る」「自分の考えをほとんど淀みがなく一定のスピードで伝える」というものがあります。

ただし、これはかなり大きな目標であり、今のところは夢に近いものです。日本にいながらであれば、たぶん5~10年の歳月がかかるのではないかと思います。(仕事も何もせず一日中英語の勉強してたら1年くらいでできるかもしれませんが。。そんな人はいないですね。)

しかし、モチベーションをそんなにも長い間ハイレベルで続けるのは普通の人には難しいことです。

 

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そこで、もう少し短期の目標を設定しなければ普通はなりません。

たとえば、もう少し加工された音声なら(スタジオ収録音声など)かなり難易度が下がるので、「アニメ映画を90%くらい聞き取る」「VOAやBBCやCNNやAFNなどニュース英語を80~90%くらい聞きとる(素材によってレベル感がまったく違いますが)」などに目標を設定すればうまくやれば1、2年くらいで達成できそうな気もしますので、よいかもしれません。(もう少し現状とのバランスをとって、慎重に決めた方がいいと思いますが)

しかし、1、2年で達成できるかもしれないとしても、もし、1~2年後になって、あっ達成できてませんでした。では、かなりしょうむない話です。下手したら、達成できなかったことで、モチベーション自体が急降下するかもしれません。

 

ということで、短期目標に対しても途中途中で、目標の進捗具合をちゃんと測定してあげることがすごく重要です。

 

うん、ここまでできてるな、ちょっとここがあかんな修正しよう、とか言った具合です。

 

(ちなみにCarmeliaは、何らかのテストを語学の進捗状況の基準にすることには反対だとは言っていましたね。テストは知識を問うているだけだとね。ただ、結構数値で進捗が見えるとやる気は高まりますけれどもね。まぁ日本人と感性的に違うのかもしれません。英検1級とか手頃な感じの測定指標だし、いいかなと思ったのですが、出鼻をくじかれました。。くっ。)

 

 

さて、

数学に関しても、中2くらいの子が、京大の問題が解けるようになることが目標と言っても、なかなか遠いことに感じるでしょう。

 

しかし、まずは、数1A、2B、3をきっちり理解して、問題ない形で、演習1、2に入れるようにする。というのがより短期のよい目標になりえると思います。

 

しかし、それでも人によっては遠い目標と感じるかもしれません。

 

それなら、もっと細分化して、数2Bをしっかりやろう。そして、2か月に1回程度ある単元テストでしっかり点数を取ろう(50点とか)、ということがよい目標になると思います。

 

そして稲荷塾では、さらに毎回の小テストなどがありますので、それをさらにショートタームの目標にしてみるということもできますね。

 

 

 

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“短期目標の設定とその測定の重要性” への2件のフィードバック

  1. 仲屋 より:

    モチベーション…同感です!

    自分が日本語で考えている程度のことを英語できちんと伝えられるようになりたいと思いつつ、英語の勉強をぼちぼち続けているわけですが、最近、もろもろ忙しくて消耗していたら、しばらくやる気を失ってしまいました。(ダメな受験生の言い訳みたいですねえ)

    結局、モチベーションがすべてなんですよね。
    というわけで、私は前回からノンフィクションを中心に多読用の本をリクエストすることにしました。

    きっと、砂糖の歴史とか、あるジャンルを集中して学ぶと、知識も得られて、さらに語学も上達するという一石二鳥になるのではないかと思うのですが。

    • 松谷 より:

      松谷です。
      仲屋さんコメントありがとうございます!
      そうなんですよ、やはりモチベーションが
      大事ですね。
      日本人の英語学習者はモチベーションの
      問題で挫折している人がほとんどな気もしています。

      僕も自分のモチベーションは1.2年くらいで
      一区切りがつきがちなので、それを見据えて短期目標を立てたいなと思っています。

      また、ブログを書いていろいろ宣言しているのも、
      自分に対してのモチベーションを保つ方法の
      一つにもしています。

      そして、読んでくれる方も、じゃー自分も頑張ろうと思ってくれたらより良いかなと思っています。

      そういう人がひとりでもいれば、僕ぐらいの中途半端な実力の持ち主が、言葉を発する意味というのも出てくるかなと思っているのです。

      頑張りましょう!

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